英会話上達のコツ

2018/04/20
英語の主語は理論的?

He is a student, too.

最近面白い本を読みました。

 もしも…あなたが外国人に日本語を教えるとしたら

荒川洋平 著/スリーエーネットワーク

 

日本人にとっては当たり前の文法なのに、なぜ?と言われたら答えられないことってあります。

 

・子供が病気だから、早退します

・子供が病気なので、早退します

 

確かに同じ意味だと思いますが、どこが違うのか…。 う~ん。(答えは文末!)

 

 

また本書にはこんな例も出ていました。(要約)

 

I am a student.     が、「私は学生です。」ならば、

He is a student, too.   は、なぜ「彼はも 学生です。」にならないのか?

 

 確かに日本語の主語は「私は」や「私が」というように「は」「が」で終わるのに、too がついた途端に「彼も」となり「は」が無くなるのでしょう?そんなこと言ったって、そういうルールなんだからそう言えば良いんだよ!これが率直な答えだと思いますが、英語も全く同じです。

 

 

なぜ  Does he play baseball? と疑問文にしたとき、三単現のSが付かないの?そんなこと言ったって、そういうルールなんだからそう言えば良いんだよ!というのが率直な答えです。理由など囚われず、そういうものだと覚えてしまうことです。

 

仮定法過去なんて…

しかし、ルールは常に変化していく言葉は常に変化していくものです。

 

日本語の「敷居が高い」は

 

・値段が高いなどの理由で行きにくい × 

・後ろめたくて行きにくい      ○ 

 

です。

 

 

でもどうでしょう?日本人の多くが、誤用の「値段が高くて行きにくい」が正しいと認識して使っているのではないでしょうか?美しい日本語を後世まで守る!という精神も必要とは思いますが、言葉は時代に沿って変化していくものだと思います。

 

そう言えばずいぶん前の話ですが、若いアメリカ人が

 

If I was you... 

 

と言っているのを聞きました。 えっ?仮定法過去なんだから、そこは

 

If I were you...

 

が正解でしょう?そう思いましたが、そんなことは今は大きな問題ではないのかもしれません。

 

ところで

・子供が病気だから、早退します

・子供が病気なので、早退します

ですが、調べたらこんな説明がありました。

 

「だから」のほうがインパクトが強いんですね~!知らなかった…

  • 初級編
  • 中級編
ページトップへ