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- 英語の主語は理論的?
He is a student, too.
最近面白い本を読みました。
荒川洋平 著/スリーエーネットワーク
日本人にとっては当たり前の文法なのに、なぜ?と言われたら答えられないことってあります。
・子供が病気だから、早退します
・子供が病気なので、早退します
確かに同じ意味だと思いますが、どこが違うのか…。 う~ん。(答えは文末!)
また本書にはこんな例も出ていました。(要約)
I am a student. が、「私は学生です。」ならば、
He is a student, too. は、なぜ「彼はも 学生です。」にならないのか?
確かに日本語の主語は「私は」や「私が」というように「は」「が」で終わるのに、too がついた途端に「彼も」となり「は」が無くなるのでしょう?そんなこと言ったって、そういうルールなんだからそう言えば良いんだよ!これが率直な答えだと思いますが、英語も全く同じです。
なぜ Does he play baseball? と疑問文にしたとき、三単現のSが付かないの?そんなこと言ったって、そういうルールなんだからそう言えば良いんだよ!というのが率直な答えです。理由など囚われず、そういうものだと覚えてしまうことです。
仮定法過去なんて…
しかし、ルールは常に変化していく言葉は常に変化していくものです。
日本語の「敷居が高い」は
・値段が高いなどの理由で行きにくい ×
・後ろめたくて行きにくい ○
です。
でもどうでしょう?日本人の多くが、誤用の「値段が高くて行きにくい」が正しいと認識して使っているのではないでしょうか?美しい日本語を後世まで守る!という精神も必要とは思いますが、言葉は時代に沿って変化していくものだと思います。
そう言えばずいぶん前の話ですが、若いアメリカ人が
If I was you...
と言っているのを聞きました。 えっ?仮定法過去なんだから、そこは
If I were you...
が正解でしょう?そう思いましたが、そんなことは今は大きな問題ではないのかもしれません。
ところで
・子供が病気だから、早退します
・子供が病気なので、早退します
ですが、調べたらこんな説明がありました。
「だから」のほうがインパクトが強いんですね~!知らなかった…