英会話上達のコツ

2017/05/29
Yes=「はい」じゃない?

さて最近 twitter でこんな記事が拡散されました。

 

牛丼屋さんでお酒を頼もうとすると、超難問の英語問題が出題! あなたは解ける?

 

たくさんのキュレーションサイトでも取り上げられましたね。面白い記事なので、お時間のある際に読んでみてください。

 

否定疑問文という尋ね方があります。

 

「あなた彼女のこと好きじゃないんでしょう?」

 

これに対してどう答えるか?ということですね。日本語での『はい』『いいえ』はその情報が正しいか正しくないかに対して判断します。

 

 

Q: あなた彼女のこと好きじゃないんでしょう?

 

A1: (その情報は正しいので)    はい。好きじゃありません。

A2: (その情報は正しくないので)  いいえ。好きですよ。

 

となります。

 

ところが英語での『はい』『いいえ』は質問の内容そのものに対して判断します。

 

Q: You don't like her, do you?

 

A1: (僕は彼女が嫌いなので)  No, I don't like her.

A2: (僕は彼女が好きだから)  Yes, I like her.

 

となります。頭が混乱しますね。混乱する原因は、「Yes=はい」「No=いいえ」と思い込んでいるからです。

 

 

 

 

実は Yes は 「いいえ」の意味もあります。 No は 「はい」 の意味もあります。(※辞書で調べてみてください)上の例もそうですよね?

 

No, I don't like her.

はい 私は彼女が好きではありません。

 

Yes, I like her.

いいえ 私は彼女が好きです。

 

と変わります。

 

 

日本語の『はい』『いいえ』の法則に引っ張られ、

 

× Yes, I don't like her. とか 

× No, I like her. と答えないようにしましょう。

 

失敗したくない場合はYes/Noなんて付けなくてもOKです。 I don't like her. だけでももちろん良いわけです。また、こんなときの答え方で便利なのが

 

Right!

 

Yes/Noを使わずに、間違えずに答えられますね!

 

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