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- TOEIC点数アップ講座-1
今回から数回にわたって、「TOEIC点数アップ講座」をお届けしたいと思います。皆さま、どうぞじっくりとご覧頂き、TOEIC点数アップのお役立て下さい。※「TOEIC(R)テスト」を「TOEIC」と簡易表記させて頂きます。
では早速始めましょう!
■TOEIC点数アップ講座<その1>
TOEICに対する皆さんの目標は?やっぱりスコアを上げたい?そりゃそうですよね。それでは、そのための戦略をこれからお話しして行くとしましょう。
【1】TOEICテストとは
TOEICは、リスニング問題100問で46分、リーディング(筆記)問題が75分計200問を121分(2時間1分)で解くマークシートテストです。休憩などは一切ありませんので、何ともタフな試験であることは確かです。
スコアは、リスニングとリーディングでそれぞれ5点から495点まで5点刻みで表示され、トータルスコアは10点から990点。2009年6月に実施された第147回公開テストのトータル平均スコアは583.8点で、ここ数回の公開テストの平均スコアは580点前後になっています。
【2】スコアをどう見る
スコアが返ってきたとき、ついトータルスコアだけを見てしまいますね。しかし、リスニングとリーディングの「得点差」に注目してみましょう。一般レベルの受験者であれば、リスニングの方がリーディングよりも「50点程度高い」のが適度なバランスです。この差をチェックするだけでも対策の方向性が見えてくるものです。
【3】TOEICスコアとは
★TOEICスコア= English Ability(英語力)+ Test-taking Ability(戦略力)
★スコアと正答率 500点:約60% 600点:約68% 700点:約76% 800点:約84%
TOEICスコアとは英語力を判定しているのは言うまでもありませんが、実はもう一つ。ここに「戦略力(test-taking ability)」が加わってはじめて「正当な」スコアを意味するのです。
この「戦略力」はレベルにもよりますが、おそらく100点程度に値します!つまり、TOEIC への戦略を知らないとしたら、それは本来与えられてしかるべきあなたのスコアではなく、著しく不当なスコアが、そこに示されているということですよ。
では、今よりも100点アップを目指すにはどうすればいいか?
それは、Listening SectionとReading Sectionでそれぞれ50点ずつ上乗せするのが現実的です。つまり、Listening Section と Reading Sectionでそれぞれ7問くらいずつ正答数を増やせば、目標はほぼ達成できるってことです。
【4】Time Managementがやっぱり全て
戦略力の中でも最も重要なのがTime Management (時間管理)。これを、ただキープするだけでもスコアは変わります。リーディングパートの例を示しましょう。
◆ Part 5(短文穴埋め問題40問) 1問平均20秒 → 13分20秒
◆ Part 6(長文穴埋め問題12問) 1問平均30秒 → 6分
Part 5 + Part 6 = 約20分
◆ Part 7(読解問題48問)
Single Passage(9 passages 28問) 30分
Double Passage(4×2 passages 20問) 25分
約55分
イメージとしては、マラソンランナーが一定距離を通過したときにラップタイムをチェックするような感じです。
公開テストは午後1時開始。リスニングは46分ありますから、リーディングは、1:46スタートです。Part 5とPart 6の所要時間は合わせて20分以内ですから、2:06が最初のチェックポイントです。Part 7のSingle Passageは30分、つまり2:36が第2チェックポイントです。そしてラスト25分でDouble Passageというタイムの刻み方が理想的です。いや、これを必ず実践すべきなのです。
でも、そうはうまく行かないのがテスト。このペースをキープできないときはどうすればいいのか?
潔く捨てます。
なかなか捨てられない気持ちはよくわかりますが、大切なのはトータルスコアです。捨てる勇気が必要なのです。しかし何でもかんでも捨てるのでは…
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