英会話上達のコツ

2009/07/04
英語上達の基本-1

「どうしたら英語が上達しますか?」

 

と言う質問を、今でもたくさん頂きます。もちろんこのメルマガや、英会話上達研究会のWEBサイトを通じて、様々発信はしてきたのですが、最近このメルマガをご購読頂いた方は、ご存じないのかもしれません。

 

1回のメルマガでは全てをお伝えできないのですが、松山大学大学院教授の金森強先生(英会話上達研究会にも様々お手伝い頂いております♪)のお話しがわかりやすい内容だったので、今回はこれを少しご紹介しますね。

 

金森先生は英語上達には7箇条あるとお話しされています。

 

 

英語面白楽会WEB/英会話上達研究会より抜粋

 

最初のひとつは

 

【1】必ず音声で確認する

 

「文字で書かれてあれば分かるのに…。」そんな経験がある方は音声英語に十分触れていないからです。必ず音声で確認するようにしましょう。

 

というものです。

 

英語は「ことば」です。「ことば」は音(や文字)を使って、意志を伝えることですから、当然「ことば」を習得するには、「音」が必要なんです。

 

それなのに多くの人が「文字」だけで「ことば」を習得しようと思っています。勉強=文字を読む、という思い込みがあるからかもしれませんが、「ことば」の習得には、「音」が必要不可欠なのです。文字を身につけるには、文字を読み書きして学ぶように、話し言葉を身につけるには、「音を聴いたり声に出して学ぶ」ことが重要です。

 

では音を聴き流していれば上達するか?といえばそうではありません。

 

【2】分からないことをシャワーのように浴びても習得できない

 

日本語で聞いても分からないような内容が聞き取れるはずはありません。ましてや語彙や文法の知識が足りない状態でシャワーのように浴びても、時間の無駄でしかありません。一度も習っていない外国語(例えばアラビア語等)を映像つきで聞いてもどこからどこまでがひとつの単語なのかさえ分からないものです。自分の英語力より少しだけ難しい内容のものを選びましょう。

 

と金森先生は仰っています。

 

 

 

 

人間は聴き取れない「ことば」を、正確にオウム返しで言い返すことができません。聴き取れることばしか、口に出して言うことが出来ないのです。

 

金森先生が仰るように、一度も聴いたことがないアラビア語を聴いても、正確にそれをリピートすることなどできません。ましてや聴くだけで意味を理解したり、単語を身につけることなど到底できるはずもないのです。英語も全く同じです。聴くだけでは意味を理解したり、単語が身につくことなどありません。しかし英語は、少なくとも中学から習ってきたという経験から、もしかしたら聞き流すだけで身につくのではないか?と勘違いしてしまうのです。

 

実際に、少し聴いてみたら、意味がわかった!と言う方も多いのですが、これは「自分が身につけてきた英語力で聴き取れる範囲の音を聴き取っているだけ」にすぎないのです。自分の英語力を超えた部分は、残念ながら聞き流すだけでは聴き取ることはできません。
ではどうすれば良いのか?といえば、

 

「聴き取れなかった部分を、文字で確認する」

 

これが重要なのです。

 

 

わからなかった部分を英文なり日本語なり、文字を見て確認し、「わからなかった部分を、わかるようにする」ことが絶対に必要です。このステップを省き、ただ単に聞き流しているだけでは、わからない部分はいつまで経ってもわからないままで終わるだけです。

 

英語上達は、

 

1)音を使って上達する

2)わからない部分は、文字で理解する

 

まずはこの2つを絶対に忘れないように心がけましょうね!もちろん英会話上達研究会の教材は、この2点を徹底重視して開発していますので、上達がそれだけ早いわけなのです。

 

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今回は金森先生の7箇条のうち2つだけをご紹介しました。続きは次に機会にご紹介させて頂きます。

次は「英語上達の基本-2」

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