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- 和製英語の具体例
チャラチャチャッチャラッチャー♪
チャラチャチャッチャラッチャー♪
で大人気の“ムーディ勝山”ですが、本当はムーディーではなくムーディだそうです。それはともかく、この「ムーディー」っていう言葉がちょっとくせ者。
「ムーディー」というと「ムード」音楽のイメージから、「ムードがある」という意味に思いこみがち。でも英語で言う[moody]は意味が異なります。
moody 憂鬱な 気まぐれな 気むずかしい
日本語とは意味が違いますね。ムーディ勝山は、自分が気まぐれだからそう名乗ったのかどうか知りませんが…。
なぜ違うの??っていうと答えはカンタン!日本語のムーディは和製英語なのです。「ナイター」とか「アフターサービス」が和製英語なのは有名な話ですが、完璧に英語の姿を真似た、なかなか判断しにくい和製英語ってたくさんあります。
そこで今回は和製英語から使い方の変な英語まで、ちょっと気になる単語をご紹介します!
例えば…
◆スキンシップ
音から推測すると[skinship]ってところかな?とも思いますが、こんな英語はありません。親子のふれあいってイメージなら、[personal contact]っていう表現が適切ですね。
◆フリートーク
[free talk]って綴りかな?自由な会話と言いたいなら [free conversation]が正解!
◆ペーパーカンパニー
活動実態のない会社をこう呼んでいます。なぜ紙なんだ?と不思議に思っていたのですが、紙きれ一枚で済ませてしまう→書類手続きだけで会社を名乗ってしまう、ということから由来しているようです。実態のない会社なら[dummy company]ですよね!
◆メタボリック
いえ!メタボリックは紛れもなく英語です。[metabolic]でもテレビ「はねるのトびら」で豚地先生が痩せている患者に対し、「ヤセボリック」と呼んでいるように、どうも、デブ=メタボリックという誤解が蔓延しています。メタボリック代表のモモスケは声を大にして言いたい!メタボはデブじゃない!!メタボはデブじゃないんだー!!
metabolic 新陳代謝の 物質交代の ※metabolic syndrome 代謝症候群
◆ボクシング
いえ!いえ!ボクシングも英語です!けれど、ボクシングという言葉が有名になりすぎて、本来の動詞の原型が忘れさられてしまっています。ボクシングをするという英語は[box]です。名詞だと「箱」ですけど、動詞だと
box ボクシングをする
[player]は[play]する人だけど、同じように[boxer]は[box]する人って意味です。なので「ボクシングする?」という文章はDo you play boxing? といわず Do you box? でOKなんです。Do you ski? と同じですね。
◆エネルギッシュ
エネルギーって言葉がありふれていて(省エネとかも)、どうしても英語なのかな?って思いがちです。でもこれはドイツ語が語源。和製英語でもありません。英語なら[energetic]が正解!
◆メールマガジン
メールマガジンというもの自体がアメリカにはないとのことで、このメルマガに度々登場するアメリカ人の友達に説明するとき、かなり苦労しました。「それってメールを使ったニュースレターのことか?」と尋ねられ、まさにドンピシャの表現だと関心![e-mail newsletter]と言えば通じることを発見しました。
◆ティッシュ
前出のアメリカ人に「クリネックス持ってる?」と聞かれ、理解不能で固まったモモスケに、鼻をかむゼスチャーで説明され、ようやくクリネックス = ティッシュ と知った経験があります。ティッシュは細胞のイメージが強いとのことで、日本語のティッシュを表現するならクリネックスって言うそうです。
商品名が一般名詞に使われてるパターンですね。「味の素」や「キャタピラ」「ゼロックス」と同じ用法です。ネピアじゃなくても良かったんだ!!
ところで和製英語を含め、このような少しおかしな英語を
【English】 ならぬ 【Engrish】
と呼ぶそうです。(Englishの「l」エルが「r」アール)「L」と「R」を間違うような微妙なへんてこ英語を表現しています。ネイティヴ感覚でないと理解不能なものもありますが、中には爆笑のものもたくさんあります。ぜひどうぞ!
皆さんの気になる「英単語」もぜひお聞かせくださいね!