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- クリスマスの英語 Christmassy!
今年も近づいてきましたね、クリスマス!
色鮮やかなネオンに彩られた商店街、ひっきりなしに流れるクリスマスソング。いやがおうでも、気分が高まります。そんな中、モモスケ、びっくりするようなサイトを見つけちゃいました!その名もナント
Christmas.com(クリスマスドットコム!)
きっとあるだろうなあ…。そんな予感を感じていたのですが、予感的中!クリスマスに関するあらゆる情報が集まった英語のポータルサイトです!
しかしモモスケがビックリしたのは、サイトの存在自体ではありません。ここには、世界各国のクリスマス事情が説明されているのですが、
Christmas in Japan
というページにこんな文章が…
For Christmas in Japan the ladies wear brightly colored Kimonos. Kimonos are traditional Japanese dresses or robes.
日本のクリスマスでは、女性たちは伝統的衣装である色鮮やかな着物を纏います。(モモスケ意訳) ( ̄○ ̄;)
クリスマスに着物…絵的には美しい気もしますが…ちょっとね…。未だにこんな勘違いが残っているとは、まだまだSamurai, Geishaの国というイメージは根強いんだなあと思うモモスケでした。
今回はクリスマスということで、クリスマスと英語にまつわるお話しをしたいと思います。
子供にとって、クリスマスと言えばサンタクロース!ですよね。けれど実はこのSanta clause(サンタクロース)という呼び方は、英語圏でも国によって違いがあり、英国ではfather Christmas(ファザークリスマス)と呼ぶそうです。サンタクロースの正体をばらしちゃっていいの?!と、サンタクロース=父親だと知ってしまった大人のモモスケは思うのですが、どうやらそういう夢を壊す話ではなく、「クリスマスのおじちゃん」というような意味なのでしょうね。
また最近では、「サンタクロースの手紙」という、サンタからクリスマスに合わせて子供に手紙が配達されるというサービスもあるようです。ちゃんとサンタが住んでいると言われるフィンランド・ラップランド州政府の公認となっています。
このように、欧米のクリスマス文化を取り入れ、商業科された日本では、この季節にクリスマスを祝うのは当たり前のように思いがちですが、皆さんご存知のとおり本来のクリスマスは、キリスト教に根づいた、とても宗教色の濃い祭日です。宗教の違いに寛容な日本では、メリークリスマス!と叫んでも「私はクリスチャンじゃありません…」などと怒られることはないかも知れませんが、国外ではとってもシビアな問題ですので、国外の方には
Merry Christmas!
ではなく
Season’s greetings
と言えば、「良いご休暇を」といった意味になり、宗教の差を気にせずに、挨拶をすることができます。
クリスマスの本場であるヨーロッパでは、この過剰に商業化されたクリスマスに対して反発する動きもあるようで、人形の首をもったサンタを飾ったりして(怖いですね...)抵抗する人もいるそうです。また人々の浮かれ気分を逆手にとってか、サンタの格好をして強盗に押し入ったりする不遜な輩もいるみたいです。クリスマス、と言っても色々だなあ…と思うモモスケでした。
さて今日は最後に、皆様にちょっとナウでヤングな(←死語)クリスマス英語をひとつお教えしちゃいます。この間、すっかりクリスマスめいた繁華街を歩いていて、「はあー、すっかりクリスマスっぽくなったねえ」とモモスケ思わず呟いたのですが、その後、いつもの職業病からか「クリスマスっぽい」って一体英語で何て言うのだろう?と、ふと思いました。いつも使っている辞書を総動員して調べたのですが、さすがに「クリスマスっぽい」という表現はカジュアル過ぎるのか、見つけられなかったので、最終手段であるWalking dictionary(人間辞書)であるアメリカ人の知人に尋ねてみると
そういう時は「Christmassy」と言うんだ!
と教えてくれました。ちなみに「クリスマス気分」は Christmas spirit と言うそうです。
今年も残すところ僅かですが、更なる英会話の上達を願ってクリスマス当日には
It’s very Christmassy!
と呟いてみようかな...と思うモモスケでした。
今年一年、モモスケのお話をずっと聴いてくださったあなたにホント感謝です!来年もひきつづき、英会話上達のお手伝いができるよう、がんばりたいと思います。
Merry Christmas!