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- 英語力よりコミュニケーション力
前回は「英語が話せても、中身がからっぽじゃ仕方ない!」と、趣味+英語の発想を頭の片隅におきましょう!とお話し、その第一歩として次のようなことをお薦めしました。
・大好きな海外映画の原題が英語で何というのか調べてみる
・メジャーリーグやNBAなど、スポーツの試合結果を英語サイトで読んでみる
・もし自分が日本文化固有の習い事やスポーツ(生け花や書道、柔道や剣道に合気道)をしていれば、あるいは詳しければその英語サイトを覗いてみる。
早速実践された方いらっしゃるでしょうか?
「初めて英語でネット検索してみました!」という方は、検索にヒットしたホームページ数の多さに、驚かれたのではないでしょうか?
グーグルで、例えば ikebana (活け花)と検索してみると約48万件もヒットします。(日本語サイトも含む) Kendo(剣道)だと、更に倍!約98万件です!
ということで、今回は「英語とインターネット」についてお話しようと思います。「英語上達に役立つものなら何でもドンドン活用しちゃおう」ということで、今回はSNSのお話です。
皆さんSNS(ソーシャルネットワーキングシステム)ってご存知でしょうか?実はこれ、日本語では「知り合い系サイト」なんて言われ、ちょっと前から話題になっています。(出会い系サイトではありません)簡単に説明すると、参加者がおたがいに友人を紹介しあってコミュニティーを作り、そこから新たな友人関係を広げようというウェブサイトのことです。「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングのインターネット版を想像して頂ければ分かりやすいかもしれません。
先日アメリカの友人からこのSNSの招待メールが届き、あまり考えずに登録したのですが、あれよあれよという間に数十人の友達(ほとんどが日本人以外の方)ができ、ちょくちょく共通の趣味についてメールやチャットをしています。
そこでモモスケ思ったんです。これ、英語の趣味の友達づくりにぴったりかも!
『でもね~、チャットにしてもメールにしても、実際に話すわけじゃないでしょ?』そう思った方、その通りです。確かにチャットやメールでは基本的に「実際の会話」は行われません。正直なところ、これで「英会話」を飛躍的に上達させることは難しいでしょう。でも「英語でのコミュニケーション」である事に変わりはありません。
大切なのは英語でのコミュニケーションに慣れること!
そして
できるだけ生活に英語とふれあう機会を増やすこと!です。
そしてこの2つの点から見れば、SNSはまさにピッタリです。
簡単に利点をあげると
・たいていのSNSには「グループ」という機能があり、自分と同じ趣味のメンバーと簡単にコミュニケーションができる。
・海外のSNSはメンバーがグローバルなので、世界中の人と知り合える。
・もちろん英語のノンネイティブも多いので、未熟な英語でも恥ずかしがる必要がない
・そして何よりも無料である! と、いいことだらけです。
『それでもやっぱ英語の文章力には自信がないよ…』
そんな声が聞こえてきそうですが、このように躊躇する方は、実際の会話でも同じように躊躇しがちです。モモスケが今回SNSをお薦めする一番の理由は
通じるかわからないけど、とりあえずやってみよう!
という勢いと勇気を英語に対してもって欲しいからです。そして
やった!通じた!英語でコミュニケーションがとれている!
という喜びを早く知ってもらいたいからです。チャットでもメールでも実際の会話でも、この喜び、達成感は変わりません。そしてこれが何より「もっとコミュニケーションとりたい!上達したい!」というモチベーションに繋がってゆくのです。きっとあなたもすぐに友達ができ「あれも伝えたい!これも話してみたい!」という気持ちになるはずです。そうすれば、自然と自分の趣味に関する英語力も高まっていくでしょう。でも肝心の「紹介してくれる友人」がいない!という方は、ちょっと周りの留学経験ある友人や、外資で働いてる知り合いの方に訊いてみましょう。必ず一人はSNSをやっている人がいるはずです。その方に頼んで招待状を送ってもらいましょう。
語学力より、コミュニケーション能力!
通じりゃいいやん、コミュニケーションやし!(ちょっとアレンジ)
この鉄則はIT革命後も変わりません!どんどんあなたの英語上達に、役立ててしまいましょう!