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- TOEIC®実践講座【1】穴埋めは埋めるが勝ち!
- 関東学院大学
- 法学部
TOEIC®単文穴埋めはこう解く!
今月はTOEIC®のリーディング・セクションのPart 5によく出題されるような「短文穴埋め問題」にトライしてみましょう。
※問題はオリジナルのもので過去の問題ではありません。
TOEIC試験Part 5では、英語での文法力や語法力があるかを問われます。しかも短時間で解くことが要求されます。特にイディオム(慣用表現)が問われたら、時間をかけずにオートマチックに解けるくらいになっておきましょう。
<例題-1>
As with all hazardous items, scissors and paper knives should be kept out of the ( ) of small children.
(A) stretch (B) reach (C) hand (D) expense
<例題-2>
Before giving a speech to a large audience, ( ) is a good idea to rehearse it in front of two or three close friends of yours.
(A) which (B) as (C) that (D) it
<解答と解説>
例題-1.【正解】(B)
【全訳】
「あらゆる危険物と同様に、はさみやペーパーナイフも小さな子供の手の届かないところに保管するべきだ。」
【解説】
out of the reach of~で「~の手の届かないところに」という慣用表現。他にreachを使った慣用表現で意味の近いものにwithin reach of one's hand「手の届く範囲に」 be out of one's reach「手の届かないところにある」などがあります。
例題-2.【正解】(D)
【全訳】
「大勢の聴衆の前でスピーチをする前に、何人かの親しい友人の前で予行演習をすることは良い考えだ。」
【解説】
空欄は主語が入る場所です。真主語(意味上の主語)はto rehearse ~ yoursが主語なので、この真主語を受ける仮主語の役割をするものは(D)の itということになります。例えばその他に It was not very nice of you to tell her the truth.「君がその真実を彼女に話してしまったことはあまり良いことではなかったね。」という文では、主語は冒頭のItではありますが、意味上の真の主語は to tell以下なので、Itはあくまでも仮主語の役割を果たしていることになります。
- 串田 美保子
- 関東学院大学法学部教授
アリゾナ州立大学大学院英語科修士課程終了、MA(英語学修士)。サンダーバード国際経営大学院卒業、MBA(経営学修士)。専門は英語教授法、応用言語学、言語政策。 主に、英語の習得方法と教授方法を研究。現在、関東学院大学法学部教授。国際ロータリー財団奨学生選考委員。