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- TOEIC®英文法講座:Veryとmuchの用法
veryとmuchの使い分け
学生さんが先生に質問をしています。
◆1
Student : Which is larger, the sun or the earth, Mr Nosomi?
Mr Nosomi: The sun is very muh larger than the earth.
Student : Thank you very much.
学生 :「太陽と地球ではどちらが大きいのですか、ノソミ先生」
ノソミ先生:「太陽のほうが地球よりもずっと大きいのです。」
学生 :「どうもありがとうございます。」
比較級、最上級の形容詞は much、ないしは、very muchで修飾します。
◆1の会話では‘very much larger’の部分がその例です。また副詞 very は、動詞を修飾できないので、Thank you very much. ではvery だけではだめでなのです。(もちろん、muchだけで修飾し、*Thank you much.もだめですが。)
一般に、副詞 very は形容詞(原級)を修飾し、動詞の過去分詞は much で修飾します。ただし、話しことばでは動詞の過去分詞でも very で修飾することがあります。その場合は、その過去分詞が形容詞的性格の強い場合が主です。
○ I was much disappointed.(大変に失望しました。)
○ I'm very tired after studying for five hours. (5時間勉強したので疲れました。)
観光客が地元住民に当地の天候を尋ねています。
◆2
Tourist : What is the weather like here? Do you have much rain?
Local resident : No, we don't have much rain here.
観光客 :「ここの気候はどうですか。雨はたくさん降りますか。」
地元住民:「いいえ、ここでは雨はそんなに多くは降りません。」
◆2のような場合、肯定文では ‘a lot of rain’ のように much は使わないのが普通です。much は否定文、疑問文で用いられるのが普通です。もちろん肯定文でも‘ muh rain’ のように使うこともありますが、その場合は‘much’に強勢が置かれます。
Very と much、とってもマッチがえやすいので注意しましょう。
TOEIC®英文法-まとめの問題!
次の文にvery, much, a lot of (or plenty of)のいずれかを入れて下さい。
●1: That's ( ) good. (それでよろしい。)
●2: That's ( ) better. (そのほうがずっとよろしい。)
●3: We have ( ) snow here. (ここは雪がたくさん降ります。)
●4: This is a ( ) exiting TV program. (これはとても面白いテレビ番組です。)
●5: Ann is ( ) pleased with the news. (アンはその知らせを聞いてとても喜んだ。)
答:
1. very(形容詞の原級を修飾) 2. muh(比較級を修飾) 3. a lot of (肯定文での用法) 4. very(現在分詞形容詞を修飾), 5. much(動詞の過去分詞を修飾)
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- 様々な英会話教材、英会話スクール、書籍・参考書。どの学習法が効果的でどの方法が遠回りなのか、もはや個人の英語学習者には判断ができないほどの学習法が氾濫しています。これを私たちの主要構成メンバーである大学教授・ネイティヴ米講師陣が中心となり、本当に価値のある効果的な学習法のみを見極め、" 真面目な努力家" であるにも関わらず、勉強の方向性を間違えたがために今まで英語で苦労してきた英語学習者の方に、正しい英会話の上達方法の情報提供を行なっています。