- 30日間英語脳育成プログラムTOP ›
- 英話を話す100のヒントTOP ›
- きれいな発音のヒント ›
- 英語の発音【1】カタカナ語の発音
カタカナ英語さえ聞き取れない?
「ドライバー」や「メッセージ」といった日本語としても使う単語=「カタカナ語」が、私たちの周りにたくさん存在します。日頃親しんでいるカタカナ語だから、英語として発音されても簡単に聴き取れるだろうと安易に構えていると、どうもこれが期待通りに聴こえてこない、さっぱり聴き取れない、あるいは、聴き誤ってしまうなどということも現実に少なくありません。この種のミスが、ことによると、前後の語句や全体にさえ影響して、内容理解ができなくなる恐れさえあるものです。
カタカナ語は日本語
その一方、カタカナ語を発音する場合は、相手がよほどの日本通ならともかく、そのまま発音したのでは一向に通じないケースがよく見られます。外来語なのになぜこのような障害が起こるのでしょうか。それは、「カタカナ語は日本語」だからです。
日本語と英語は全く異なる音体系であることがその原因なのです。多くのカタカナ語を知っている私たちが、これらを本来の音声によってコミュニケートできれば、どんなに有利な状況になることでしょう。したがって、日本語に定着している外来語については、そのままにしておくことなく、実際に出会った時に常にその英語の音声を確認する習慣を身につけるようにしたいものです。皆さんの英語コミュニケーション活動が一歩も二歩も進歩する一つの秘訣です。
リスニングができるようになったら、今度はそれをまねて発音してみてください。文字を頼りにしないで、「聴こえた通りに再現する」のです。このようにして、英語の音声をしっかりと脳と口と舌に覚えこませましょう。リスニングと発音は車の両輪のようなもので、両者がかみあって推進力が生まれるのです。なお、できるだけ音声記号に慣れて行くことも大切です。
ところで、冒頭に挙げたカタカナ語ですが、「ドライバー」ではとりわけ下線部分に注意してください。実際には「ヂュ」のように聞こえます。そして、語末はb音の「×バー」ではなくv音の「○ヴァ」です。また、「メッセージ」は第1音節にアクセントを置いて、「メッスィヂッ」のように発音されます。
- 英会話上達研究会
- 様々な英会話教材、英会話スクール、書籍・参考書。どの学習法が効果的でどの方法が遠回りなのか、もはや個人の英語学習者には判断ができないほどの学習法が氾濫しています。これを私たちの主要構成メンバーである大学教授・ネイティヴ米講師陣が中心となり、本当に価値のある効果的な学習法のみを見極め、" 真面目な努力家" であるにも関わらず、勉強の方向性を間違えたがために今まで英語で苦労してきた英語学習者の方に、正しい英会話の上達方法の情報提供を行なっています。