英語を話す100のヒント

2015/04/10
英字新聞を読む【14】ノーベル平和賞-1
英会話上達研究会

英字新聞はタイムリーな英語教材!

英字新聞を使った読解練習、前編をお届けします!

 

オバマ米大統領へのノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)授与のニュースは、サプライズとして世界を駆け巡りました。今回は、10/10(土)のThe Japan Times第1面から、その第一報をご紹介しましょう。

 

 

Rather than recognizing concrete achievement, the 2009 prize appeared intended to support initiatives that have yet to bear fruit.

 

「具体的な業績を評価したわけではなく、2009年ノーベル平和賞には、まだ実を結んでいないものの、(オバマ米大統領の)リーダーシップを支持しようという意図が見える」

 

concrete「具体的な」、initiative「リーダーシップ、主導権」、 have yet to do「まだ~しない 」、bear fruit「実を結ぶ、成果をあげる」

 

 

まだこれと言った成果をあげていない人物にノーベル賞が授与されるのは異例のこと。選考委員会は、オバマ米大統領のvisionに共鳴し、そのリーダーシップに強い期待感を示しました。その意味で、今回のサプライズにはヨーロッパの政治的思惑が透けて見えるとの指摘があります。

 

選考委員会があげた受賞理由としてのオバマ氏のvisionとは次のようなものです。

 

● Reducing the world stock of nuclear arms

(核兵器削減)

 

● Easing American conflicts with Muslim nations

(アメリカとイスラム諸国との対立緩和)

 

● Strengthening the U.S. role in combating climate change

(気候変動への取り組みに対 するアメリカの役割強化)

 

後半に続く

英会話上達研究会
様々な英会話教材、英会話スクール、書籍・参考書。どの学習法が効果的でどの方法が遠回りなのか、もはや個人の英語学習者には判断ができないほどの学習法が氾濫しています。これを私たちの主要構成メンバーである大学教授・ネイティヴ米講師陣が中心となり、本当に価値のある効果的な学習法のみを見極め、" 真面目な努力家" であるにも関わらず、勉強の方向性を間違えたがために今まで英語で苦労してきた英語学習者の方に、正しい英会話の上達方法の情報提供を行なっています。
  • 初級編
  • 中級編
ページトップへ