今回はゆる~いお話しです。モモスケが体験したちょっと面白い話なんですが、英語をからめてゆるくお話しします。ビールでも片手にお気軽にお付き合いください。「オトナの英語初心者でも話せる!モモスケ英会話」
こんばんは モモスケ英会話のモモスケです。
今回は、かなりゆる~いお話しです。モモスケが体験したちょっと面白い話なんですが、英語を絡めてゆるくお話しできればと思います。ゆるゆる版ですので、ビールでも片手にお気軽にお付き合いください。
ゲーム「鬼武者」が大好きなアメリカ人の知人がいると以前の動画でお話ししました。ゲームで日本を好きになり、ゲームで日本語も学んだという彼ですが、かなりの勉強家で努力家です。少しでも正しい日本語を話そうと、いつも勉強をしています。
ずいぶん前のことですが、その彼がモモスケに向かって「なあモモスケ、日本語では形容詞を否定形にする場合「~ない」を付けるけど、そのとき形容詞の語尾が「い」から「く」に変わるんだよ~。なんで?」などと説明&質問されました。日本語ネイティブのこのモモスケ様に向かって日本語の文法を説明するとは、たいした野郎です!つまり彼が言うには
美しい + not = 美し「く」ない
いやらしい + not = いやらし「く」ない
と「い」が「く」に変わるとのこと。あたり前の話ですが、彼から言われるまでは、そんな法則があったのも忘れていました。忘れていたというよりは、当たり前のように身について意識せずに使っています。なので「なんで?」と聞かれても「そういうもんだ」としか答えられないのです。
英文法だって同じで、学習者側は、現在完了ならhave (has) + 過去分詞と覚えて、英語って面倒!とか思いますが、これは「そういうもんだ」と覚えるしかないはず。
さてそんな日本語勉強オタクの彼ですが、すごい間違いをしでかしました。意外や意外!日本語ネイティブのモモスケには予想もつかない間違いです。それは…。
大人気
これです。とても人気があるという意味の大人気です。もちろん彼もこの単語を自信満々に Dai nin ki と読み、「very popularという意味だよね! 」と理解していました。当然です。でも実はよく見ると、そこにはこう書いてあったんです。
「彼は大人気無い行動をとった。」
日本語勉強オタクが間違えた!ここぞとばかりにモモスケは説明しました。
大人気 = 大 + 人気
大人気無い = 大人 + 気 + 無い
なんだよ!と。
しかし、ハタと気づいたのです。「日本語って本当に難しいなあ…」と。だって英語では very popular は very popular であって、
ve rypopular でも
verypo pular でも、ましてや
verypop ular なんかあり得ません。
キチンと単語と単語の間にスペースが入っていて区切れ目も明快です。わかりやすいです。しかし日本語はどうでしょう?
アメリカ人の彼は【大人気無い】という日本語を知りませんでしたが、でも…でも…ですよ、
・彼は、大人気 という単語も知っています。
・「ない」が語尾に付くと否定形だということも知っています。
ならば、【大人気無い】→ 大人気 + not = 大人気ではない not very popularと理解したとしても、これって当然の間違いではないでしょうか?恐るべき日本語!日本語勉強オタクが間違えたのをここぞとばかりに説明したモモスケ!これこそが大人気無い行動だったと深く反省しました。
ご参考までに漢字は表語文字 といって、文字自体に意味を持つ文字です。エジプトの象形文字と同じで、大 = おおきい とか とっても という意味がありますから、大人=大+人=おおきい ひと と理解できます。一方でアルファベットは 表音文字 といって、文字は意味ではなく、音を表しています。文字=音なので、音読みも訓読みもありません。ちなみに日本語でもひらがな・カタカナは表音文字です。言語の成り立ちからして日本語と異なる英語。同じ表音文字を使うフランス人やドイツ人が英語を学ぶのと、日本人が英語を学ぶのでは、言語間の距離が違うのは当然なんです。
難しいと言われている日本語を使いこなす私たち。そんな私たちが「コトバを使う能力が低い」ことなどあり得ません。問題は英語の学び方が非効率なこと、そして英語に慣れていないだけのことです。引き続き効率的に英語を身につけていきましょう!
今回はゆるゆるモードで日本語の説明動画のようになってしまいましたが、最後は強引に『英語』の話題に引き戻させていただきました。
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