初心者こそ英語を聴く練習が大切というけれど、毎日仕事で忙しいしい!という方は通勤時間やお昼休みの数十分を活用し、リスニング時間をガツンと増やしましょう!「オトナの英語初心者でも話せる!モモスケ英会話」
こんばんは モモスケ英会話のモモスケです。
今回は「英単語の発音ミスから学んだ、本当の英語発音とのギャップ」をテーマにお話ししたいと思います。あなたの知っている発音は、本当の発音とは異なるかもしれません。モモスケの失敗談を交えながら、勘違いしそうな発音のお話を今回は短めの5分ちょっとでお話しします。ぜひ最後までご覧ください。
海外でいくつもの失敗を重ねてきたモモスケですが、若かりし頃、友人を訊ねてボストンを訪れたことがあります。冬のボストンの冷え込みは非常に厳しいにも関わらず、油断した格好で街をほっつき歩き廻ってたことが災いし、激しい腹痛に襲われてしまいました。
あまりの痛さに「これはただの腹痛じゃないかも」と不安になり、友人に車で近くのクリニックに連れてってもらったんです。海外の病院は初めてで緊張していたのですが、気の優しそうなご年配の先生に迎えられまずは一安心。と思ったのも束の間です。そこから予想外のピンチに襲われたんです。そう「英語が通じない!」です。
当時は日常英会話くらいできると自負していましたし、買い物やレストランでもそれほど不自由しない英語力があると思っていました。ところが英語が通じない!何度も「腹痛」だと伝えるんですけども、この一番大切な単語が全く伝わらないのです。
イントネーションや話し方を変え説明するのですが、全くダメ!仕方なく最終手段としてお腹を指差し、pain! というと、「ああ! stomachache!」と先生が呟いたのです。「え?スタマックエイク? スタマックアチェじゃないの?」恥ずかしながらモモスケ、単語の綴りから勝手に スタマックアチェ だと信じ、発音を覚えていたのです。ほんとに恥ずかしいです!
これは単なる知識不足、というか間違った情報を記憶しているだけのダメダメな例なんですけれども、このように正しいと信じ込んでいる間違った発音って結構あるんです。
有名どころだと「ワクチン」があります。綴りは v・a・c・c・i・n・e です。ワクチンという発音の日本語をそのまま正しいと思い込み ワクチン と発音しがちですが、実際は[vak·seen]ヴァク・スィーンという発音です。関連した単語で「ウイルス」は v・i・r・u・s ですね。これの正しい発音は[vai·ruhs]です。昔はビールスと言っていたはずです。これはドイツ語読みの影響だと思います。
また中学で習う黒板のこの単語、みなさんはどういう発音だと習いましたか?
「私は東京に行ったことがある。」です。
現在完了で使うbe動詞 be の過去分詞 b・e・e・nです。今みなさん ビーン と読んじゃった人って多いはずです。だって学校でそう習ったから。モモスケいつもネイティヴの友達から b・e・e・n の発音が悪いと指摘されていました。
アメリカ人のネイティヴたちはこれを弱く短く ベン と発音します。辞書で発音記号を見てみると、弱形発音ではベンに近い音です。ビーンと発音するとbeing みたいだと言われたことがあります。
アメリカ人の超有名シンガーソングライターのレディー・ガガだって、日本人はみんなレディー・ガガって発音しています。人名なので英語も日本語も同じだろうとそのまま発音したくなりますが、レディーは Lady で二重母音ですからレディー・ガガではなくlady gaga と発音します。
まあここまでの有名人ならレディー・ガガでも伝わると思いますが、なぜ日本で人気になった時点でレイディ・ガガとしないのでしょう?謎です。
モモスケの失敗談はともかくとして、このように自分で思い込んでいる、信じ切っている発音と、本当の発音が異なるケースはたくさんあります。ですので皆さんも、読めるし、書けるから『わかったつもり』でいるという英単語を、もう一度、ネイティヴの本当の発音を通じてチェックしてみることをお勧めいたします。
その為には、英単語をスペリングから覚えるのではなく、自然な英語を聴きつづけ、「音として英語を学ぶ」ことがとても大切です。
今回の動画は「英単語の発音ミスから学んだ、信じ込みと本当の英語発音のギャップ」をテーマにお話ししました。あなたの知っている発音は、本当の発音とは異なるかもしれません。なので英単語をスペリングから覚えるのではなく、自然な英語を聴きつづけ、音として英語を学ぶことを心がけましょう!
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