英語が下手だから話したくない?

「上手くなるまでは英語を話したくないんです」という人が結構います。でもなぜ英会話が下手だと話したくないのでしょう?その理由を、今回の動画でお話しします。「オトナの英語初心者でも話せる!モモスケ英会話」

英語が下手だから話したくない?

こんばんは モモスケ英会話のモモスケです。

今回は「英語が下手だから話したくない!」というメンタルな内容がテーマです。なぜ英語が下手だから話したくないのか?その原因と解決するための考え方を、7分ちょっとでお話ししたいと思います。英語が下手だから話したくない!と思い悩む方は、ぜひ最後までご覧ください。

「英会話まだ上手く話せなくて…。だからもう少し上手くなるまでは英語を話したくないんです…。下手なうちは話したくなくて…。」という人がモモスケの周りには結構います。もしかしたらこの動画を観ているあなたもその一人かもしれません。

でもなぜ下手だと話したくないのでしょうか?その理由は、ネイティブの他に別の日本人がいる場合と、他に日本人がいない場合とで変わるとモモスケは考えています。一つずつ見ていきましょう!

  • ネイティブの他に別の日本人がいる場合

この場合の「下手だと話したくない」理由は、「恥ずかしいから」に他なりません。恥ずかしさの原因となる対象は、ネイティブではなく別の日本人です。他の日本人の前で、自分の下手な英語を晒すことに対する恥ずかしさが理由です。もし他の日本人が自分よりも英語が上手だったらどうしよう!文法間違えたりしようものなら恥ずかし過ぎる!ということです。

でも世の中にはいろんな得意不得意があります。サッカーが得意な人、イラストを描くのがうまい人など人によって様々です。イラストが下手でもあまり恥ずかしさは感じません。でも英語が下手だと恥ずかしいのはなぜでしょう?

それは英語が誰もが習う学校の必須科目だからなんです。つまり英語が出来ないことは勉強ができないことにつながります。だから恥ずかしいんです。

例えば他の言語だったらどうでしょう?仲間と行ったフランス旅行で、友人が流暢にフランス語を話したとしても、スゴイ!とは思うけれど、「話せない俺って恥ずかしい!」とは思いませんよね。習っていないから話せないのは当たり前じゃんという認識です。学校で誰もが習った英語だからこそ、下手なことは恥ずかしいことと感じちゃうんだと思います。

ところで英語が下手なのは恥ずかしいことなんでしょうか?「そんなの当たり前じゃないか!」と思う人も多いと思いますが、実はそれって世界共通じゃないんです。モモスケ、アメリカ人の知人に「日本語が下手なのに日本人と話すのって恥ずかしくない?」と本当に失礼ながら訊ねたことがあります。

すると彼は不思議そうな顔をしてこう答えたんです。「えっ?なんで?下手だからこそ日本人と話して練習するんじゃないか。話せるなら練習なんてする必要ないだろう?今は練習してるんだから下手なのは当たり前だろう?」とのことでした。

これこそ発想の違い、考え方の違いです。実際に彼らの多くは、たとえ片言でも、自分が少しでも日本語を覚えたことが嬉しくて仕方ない様子です。そして「もっと日本語ネイティブと話して早く上手くなりたい!」という情熱をもっているように感じます。「下手だから恥ずかしい」とは思っていないんです。

 

 

ネイティブの他に別の日本人がいる場合の「下手だと話したくない」理由の2つ目、それは日本人が「集団の中で誰かに迷惑をかけてはいけない」という思いがとっても強い民族であることかもしれません。

例えばゴルフでは、自分だけ下手だと他のメンバーに迷惑がかかる、だから打ちっぱなし行って上手くなってからコースに出よう!ある程度上手くなるまでは「コースに出たくない」というのと同じ発想です。個人主義が強い欧米に比べ、日本は社会や組織の秩序を守り、和を重んじる民族です。自分の属する集団の中で、他人に迷惑を掛けたくないので、「下手なうちは話さない」と思ってしまうのかもしれません。

  • ネイティブと一対一で会話する状況

これは単純に、「自分の英語力では相手に伝わらないのではないか?」「間違えたり表現や言い方が悪かったりしたら相手に失礼ではないか?」という英語力への自信の無さからくる不安が理由です。

でもそんなの全く気にする必要などありません。そもそも、自分は日本語が超得意であるにも関わらず、この場では百歩譲って英語で会話してあげている状況なわけです。こちらがネイティブに合わせてあげているので、ちょっと間違えたくらい大目に見てね!というスタンスでいいんです。

これは、とある会社の社長さんから教わったことです。ネイティブとの会話の「裏技」としてご紹介しますね!

その社長さんは仕事で世界中を飛びまわっていて、殆どの商談を英語でおこなっているそうです。英語で商談をしますが、英語がとても上手とまではいかないレベル。そのため商談の相手から、たまに英語が下手なことを見下して接してくる人がいるそうです。

そんな時この社長さんは、商談相手に「日本に行った事がありますか?」と尋ねるそうです。すると日本とビジネスを行うような会社ですから、多くの商談相手が「ある」と答えます。そこですかさず「よかった!ではあなたは日本語を話せるんですね?」と言うそうです。

すると殆どの相手は慌てて否定してくるので、「私も残念ながら、英語が上手ではないのですが、今日はよろしくお願いします。」と言う。すると相手が自分を見下す気持ちがなくなり、言葉の上で対等になることでスムーズに商談を進めることができるようになる、と教わりました。

もちろんこれは、ビジネステクニックのひとつですが、どうしても自分の下手な英語にコンプレックスを感じてしまう人は、「ふん、あんただって日本語話せないじゃん!」と心の中で呟き、必要の無い不安を払拭するのも手です。「自分の英語力では相手に伝わらないのではないか?」と不安になる方は、このメンタルで会話に臨んでみてください。

今回は、「英語が下手だから話したくない!」というメンタルな内容をテーマに、ネイティブの他に別の日本人がいる場合と、他に日本人がいない場合に分けてお話ししました。「恥ずかしくても、文法を間違えても、別に命を取られるわけじゃないから大したことないよ!」そんな鋼のメンタルで、バンバン会話していきましょう!

この動画が少しでもご参考になったようでしたら、ぜひ高評価ボタンとチャンネル登録をよろしくお願いいたします。本日もご視聴いただきありがとうございました!今日もお疲れさん!乾杯!

次は「音として英語を学ぶ」

ABOUTこの記事をかいた人

ピンクのトイプードル。女の子みたいだけど ♂
大人の英会話初心者の皆さんが、独学で英語が上達するようお手伝いしています。近道の英会話学習法をバッチリご紹介します。
好きなものは、焼酎と焼鳥。焼酎は芋か黒糖、焼鳥はハツとぼんじり。かわいい顔して時々毒を吐きます。

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