ホントに使える英語の身につけ方

説明的な表現は英語で言えても、日常生活で使うカンタンな英会話ができないという方は多いはず。日常英語表現の学習法を、英会話練習法も含めてお話ししますね「オトナの英語初心者でも話せる!モモスケ英会話」

ホントに使える英語の身につけ方

こんばんは モモスケ英会話のモモスケです。

今回の動画は、「役に立つ英語表現学習法とは」というお話です。

モモスケが海外デビューした際の数々の失敗、受難に満ちた日々は以前から何回かお話しましたが、その時切実に思ったことは、日常生活に必要なちょっとした言い回しがまったくできない!ということでした。今日は「日常会話表現の学習法」を7分ちょっとでお話ししますね!ぜひ最後までご覧ください。

モモスケ、学生時代から文法には自信がありましたし、何しろあれだけ文法も文型も動詞の活用も覚えたんだから、あとは単語と発音さえ身につければ、ある程度の英語でのコミュニケーションはできるはず!と根拠のない自信を持っていました。

ところがとんでもない!ずいぶん前のことですが、カナダに旅行に行った時のことです。貧乏旅行でしたのでお金を節約しようと、移動手段にバスを選んだ時のことです。

今のカナダ事情はわかりませんが、当時のカナダのバス停(停留所)には名前もなく、あったとしてもストリートの名前がバス停名だった記憶があります。しかもモモスケの乗ったバスはアナウンスもありませんでした。ちょっとでも油断するとバスは降りる停留所を通り過ぎてしまいます。

 

 

だからモモスケ、バスに一人で乗るときは運転手の隣の席にかぶりつきで、初めてバスに乗った子供のように景色を睨んでいました。その鬼気迫る姿を不憫に思ったのか、運転手さんが何やら訊いてきました。

どうやら、「お前何処で降りたいんだ?」と言ってるようです…。そこでモモスケ、ここから「3つ先のバス停」と言おうとしたのですが、これが何て言っていいのかわからない!これにはモモスケ、自分でもびっくりです。

アワアワして3つ先が全く言えず、思わず3番目=The third と伝えちゃったんです。そしたら当然ながら「3番通り」=Third streetと勘違いされ、「このバスは3番通りには行かないよ」みたいな事を言われました。

違うんです!ここから3つ後のバス停で降りたいんです!と、あれこれ考えているうちにバスはどんどんと停留所を過ぎ、結局一つ手前のバス停を過ぎたあたりで、モモスケ「Next!Next!」と大騒ぎし、他のお客さんのクスクス笑いを背中に聞きながら、無事降りたという苦い思い出があります。

カナダの人々から笑われたこと以上に、「俺は3つ先で降りる」が言えない自分にショックを受けたのを今でも覚えています。後で調べたら「three stops away」と言えばよかったとわかりました。

How many stops is Shibuya from here?  渋谷はここから何駅ですか?

しかししかし!答えを聞いてまたショック!これ以上ないくらい、そのままで簡単な一言ですよね…

帰国したモモスケ。「学校英語」は忘れこれからは「使える英語表現」を身につけようと頭を切り替えました。固くリベンジを誓ったものの、しょっちゅう海外に行けるわけでもありません。

ではどうやったら支障なく英語圏で日常生活を送れるような「使える英語表現」が身につくだろうか…。迷った末、モモスケは日本での自分の一日を追いかけ、自分が日常的に口にしている言葉や言い回しを書きとめました。

・電車で「降ります!」と周囲に声をかける時、英語では何と言うのか?

・混んでいるレストランで「何分待ち?」って何て言うのか?

・ハツとボンジリ一本ずつ!の「ずつ」ってなんていう?

そんなことを片っ端からリストにしていて、三度びっくり!!!調べずにすぐわかる言い回しの少ないこと!でも調べると「えええ!そんな言い方でいいの!」というのが多いのです。やっぱり書き言葉メインで培った英語と会話は別物だなあ…と実感しました。

とりあえず、「日常生活に困らないようになりたい!」と思ってる方はこれ、試してみるといいとおもいます。

ではこうやって覚えた表現をどう使うのか?と言うと、先にお話ししたように、なかなか話す機会が無いのが現実。

そこで便利なのは「独り言」です。NHKの英語番組でも有名な白百合女子大学の高本裕迅先生が、以前モモスケの会社宛にご寄稿頂いたことがあり、そこではこんなお話をされていました。一部を抜粋して紹介しますね。

「覚えた英語をどこで使うのか?普通はネイティブと話す機会なんて、ほとんどありません。アウトプットもたくさんすればするほどスピーキングに良いようですが、もちろんその前提には、たくさんのインプットが必要です。

インプットも多量にしつつ、同時にたくさんアウトプットもしないとスピーキングは思ったほど上達しないのですが、ではアウトプットする「場」はどこにあるのでしょうか?

私がもっとも好きなアウトプット練習法は「独り言」です。これは、いつでもどこでもできますし、覚えたばかりの表現をなるだけ使って、電車に乗っている数十分間ずっと話つづけると、一瞬、このまま続けたら日本語を忘れてしまうのではないかという錯覚まで与えてくれます。

話す内容は、なんでも良いと思います。私の友人は、車内や車外に見えるものを片っ端から英語で話すと言っていました。これはこれで、「英語での説明力をつける」という、中級以上のスピーキング力をつけるには良いでしょう。

内容がどうしても「あのグレーの高層ビルのとなりに白い煙突が見える」とかばかりになりがちですので、私はあまり「やりがい」を見出せませんでした。

そこで私は、あるダイアログなりニュースなりを思い出しながら要約したり、あるいは、それに関連した自分の意見を言ったりということをしています。いずれにしても、私の場合は、何でも闇雲に話すのではなく、なるだけ聴きたてのニュースやダイアログ関連で「独り言」を言うようにしています。」

とのことでした。みなさんもぜひお試しください。

今日は「役に立つ英語表現の学習法」というお話をさせて頂きました。

この動画が少しでもご参考になったようでしたら、ぜひ高評価ボタンとチャンネル登録をよろしくお願いいたします。本日もご視聴いただきありがとうございました!今日もお疲れさん!乾杯!

次は「英語ペラペラを目指さない!」

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ABOUTこの記事をかいた人

ピンクのトイプードル。女の子みたいだけど ♂
大人の英会話初心者の皆さんが、独学で英語が上達するようお手伝いしています。近道の英会話学習法をバッチリご紹介します。
好きなものは、焼酎と焼鳥。焼酎は芋か黒糖、焼鳥はハツとぼんじり。かわいい顔して時々毒を吐きます。

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