英語上達の超重要キーワードは「通じりゃいいじゃん、会話なんだから!」です。通じているんだからOK!母国語じゃないからペラペラ話せる方がおかしいでしょ?「オトナの英語初心者でも話せる!モモスケ英会話」
こんばんは モモスケです。今回はアメリカで目撃した「英語を話す能力抜群のおばちゃん」のお話です。内容をアップデートして8分ちょっとにまとめてお話ししますね!ぜひ最後までご覧ください。
アメリカのギフトショップに友達のプレゼントを買いに立ち寄った時のことです。そのギフトショップでモモスケ衝撃的な場面に出くわしました。友達のプレゼントを選び終え、キャッシャーに並んでいたのですが、どうもモモスケの並んだ列だけ全然進まないという現象が起こりました。
ん?おかしいな?ほかの列は少しずつ前に進んでいるのに、自分の列だけなぜ進まないのだろう?と列の横からキャッシャーのあたりを覗きこむと、そこにいたのは日本人のおばさん達でした。
聴き耳を立てると、おばさん達がワイワイ大きな声で騒ぎ立てながら、キャッシャーのお姉さんに何やら言っています。これじゃ列が進まないはずだよな…、でも何を騒いでいるんだろう?と思い、興味津々でキャッシャーのところに野次馬根性丸出しで覗き込んだんです。そしたらびっくり!こんな会話が飛び込んできたのです。
ディスカウント!ディスカウント!プリーズ!
このおばさん達は必至で「ねぎろう」としていたのです。もちろんちゃんとしたギフトショップですから、普通はねぎることはできません。日本だってデパートとかショッピングセンターにあるようなお店では値切ることはないですよね。
このギフトショップの店員さんもはっきり、NO! と断っているのに、それにも関わらず一歩もひかない我が国のたくましいおばさん達に、店員さんもお手上げ状態です。どうにも埒があかないので、モモスケが「ここは値切れるお店じゃないと思いますよ」と小さい声で伝えると、大きな声で「ケチ!」と言い放ち、納得いかない表情で店を出て行きました。
モモスケは今でもこの出来事を思い出すと、凄いなあ…と本当に嫌味でなく感心してしまいます。
いえ、もちろんこの方たちのマナーや立ち振る舞い、自分の都合だけを主張する姿は決して褒められることではなく、同じ日本人として恥ずかし気持ちで一杯なのですが、感心したのは態度ではなくコミュニケーション力です。ふつうは自分の英会話能力が乏しい時は、あらゆる会話の局面で弱気になりがちなものですよね。
・最初の一言がいきなり通じず、自信をなくす
・弱気になり声が小さくなる。そしてしどろもどろになる ・そのせいでさらにこちらの意志が伝わりづらくなる ・結局笑ってごまかして意思疎通をあきらめる |
この切ない悪循環・負の連鎖は、海外旅行で誰もが一度は体験しているのではないでしょうか?けれど、この動画を見ている皆様より、多分単語力も文法力も乏しいおばさん達が、恐らく初めて来たと思われる海外で、ネイティブ相手に「ねぎろう」とする逞しさ!いい意味での「図々しさ」は、英会話習得に何よりも大切なものだとモモスケは思います。
別の動画で「ポテンシャル」というものについてお話ししました。ご関心のある方は概要欄に書いておきますのでぜひご覧ください。ポテンシャルとは要するに度胸です。「ポテンシャルの高い人」というのは
「通じりゃいいじゃん、会話なんだから!」
と割り切り、ブロークンだろうが、発音が悪かろうが、文法が少しおかしかろうが、とにかく通じればいい、通じないなら通じるまで話してやる!という勇気や積極性を持つことができる人のことです。反対に「ポテンシャルの低い人」というのは
・つたない英語を話している姿を見られるのが恥ずかしい
・文法の些細なミスが気になる
・自分より英語ができる人がいると、お地蔵様のように固まってしまう
このような人たちのことです。そしてこのポテンシャルが、その後の英会話上達の可能性を計る大きなバロメーターのひとつになるというお話をしました。
多くの方が「それって自分のことだ」と不安になるかもしれません。でも心配しないでください。モモスケもまったく同じ経験をしていますし、日本人の殆どは、このような不安からどうしても積極的になれない人が多いものです。
話は飛びますが、ここでちょっと興味深い話があります。TVで見たのですが、中国には英語をスパルタで教える「カリスマ英会話教師」と呼ばれる人物がいるそうなのですが、このカリスマ教師は生徒になんと教えるかというと
「まず最初に、相手を見下しなさい」
と教えているそうなのです。TVで見た話なので少しニュアンスが違っているかもしれません。その場合はごめんなさい。
これを聞いてモモスケ、「なるほど」と感心したことを覚えています。もちろん最初から相手を理由もなく見下すなんてコミュニケーションとして大問題ですし、人間として問題外な性格だと思います。
しかしここではそういう意味ではなく、このカリスマ教師は
「英語を話せないコンプレックスが、英会話上達の最大の壁である」
ことを肌で知っている。そしてその壁を破壊するために、話せないことで卑屈になるのではなく、自分があたかも相手より上の立場であるかの如く信じて、間違うことを恐れずに堂々と振舞え!ということを教えようと、このような極端な事を言っているのだと思います。
・通じているんだから、いいじゃん。一体何が恥ずかしいの?
・母国語じゃないんだから、いきなりペラペラ話せる方がおかしいでしょ? |
まずはそう考えて、日本人発音や文法間違い、100%聴き取れなかったことなど気にせず、堂々と話せば良いんです。
ディスカウント!プリーズ!を言い放ったおばさん達は、「自分の意思を伝えること」だけが会話の目的ならば、完璧に目的は達成しているわけです。
もちろん態度やマナーは褒められることではありません。それでも「英語でなんて言うかわからないからもういいや」と自らコミュニケーションを断ち切ったり、頭の中で英作文して自ら添削してるうちに会話のタイミングを失ったりするよりは、よっぽど会話力が高いとモモスケは思います。まさにこのおばちゃんたちは「英語を話す能力抜群」ではないでしょうか?
「通じりゃいいじゃん、会話なんだから!」
これを合言葉に、間違ったコンプレックスや恥ずかしさを追い出せば、あなたのポテンシャルはグッとアップし、英会話上達もずっと加速するはずです!
今回は、「通じりゃいいじゃん、会話なんだから!」という英語上達の超重要キーワードをお話しさせて頂きました。
この動画が少しでもご参考になったようでしたら、ぜひ高評価ボタンとチャンネル登録をよろしくお願いいたします。本日もご視聴いただきありがとうございました!
今日もお疲れさん!乾杯!