【英語で映画を楽しむ5つのヒント】字幕なしで洋画を理解するのは難しい!でも『字幕を見ないで洋画を楽しむ』ことならできるんです!その5つのヒントの前編です「オトナの英語初心者でも話せる!モモスケ英会話」
こんばんは モモスケです。
この動画はCoolな英語表現や言い回しの説明はありません!あくまで「英語をはなせるようになるための勉強法」だけをお伝えしています!
英語学習の目標で、『字幕を見ないで映画を理解したい!』という方も多いと思います。確かに字幕なしで洋画を完全に理解することが出来たら、どんなに素晴らしいことでしょう!
映画を字幕有りと無しで見るのは大違い!字幕を目で追うことで見逃しがちな俳優たちの細かな表情や息遣い、最新技術を駆使して作られたCGの美しく迫力のある映像!できれば【目】は字幕ではなく映像に集中させ、作品そのものを存分に楽しみたいですよね。吹き替え版は声が違うのでイマイチという方もいるはずです。
でも『字幕を見ないで洋画を完全に理解する』ことは、残念ながら簡単なことではありません。正直に言えばとても難しいことです。学校英語で知識を身につけ、ネイティブスピーカーとコミュニケーションを取ることの少ない英語学習者ならば、例えTOEICスコアが800程度であっても『字幕を見ないで洋画を完全に理解する』ことは難しいと思います。
先日、都内の大学で英語講師を務める仲間とこの話題を話す機会があったんですが、彼が言うには
『作品にもよるが、俺のレベルで完全に理解するにはかなり難しい』
と言ってました。名誉のためにもいいますが、彼は海外の大学でも英語で講義をするほどの実力者。決して英語力が低いわけではありません。それほど『字幕を見ないで洋画を完全に理解する』ことは難しい目標なのです。小手先のテクニックで一朝一夕に洋画を完全理解できるとしたら、誰も苦労しませんよね。
でもだからと言って『字幕なしで洋画を楽しむ』ことをGive Upする必要はありません。『字幕を見ないで洋画を理解する』ことはハイレベルの目標ですが、『字幕を見ないで洋画を楽しむ』ことは、工夫と努力と練習次第で何とかなるんです。
もちろん英語能力は一人ひとり異なりますので、全ての方に同様にとまではいかないのですが、せめて『字幕を見ないで洋画を楽しむ』感覚を味わっていただく助けとなるよう、この動画では5つにまとめたヒントをお伝えします!
今回のヒントの目的は、英語の勉強のために洋画を観るのではなく、あくまで『字幕を見ないで洋画を楽しむ』感覚を味わうことにあります。ぜひ肩肘張らずに手軽に取り組んでみてください。ほんの少しのシーンでも構いません。『字幕なしで洋画がわかった!』という感触を掴むことが出来たら大成功です。その成功体験こそが、あなたの今後の英語学習に大きな自信と希望をもたらすはずです。
それでは5つのヒントを順番に見ていきましょう。長くなるので、この動画では5つのヒントのウチ最初の1つを紹介します。次の動画で残りの4つをお話ししますね!ぜひチャンネル登録して続けてご覧ください。
■第1のヒント:【鑑賞する作品を間違わないこと!】
「なんじゃそりゃ!」と怒られそうですが、実はこれが一番大切な要素なんです。何を観るかによって皆さんの理解度は大きく変わってきますから、まずはわかりやすい作品を選択することが重要です。
知らない単語やスラングばっかりだったり、専門用語が多いと理解できず、モチベーションは一気にダウンしますよね。まずは初心者が楽しめる作品を選んでください。では初心者が楽しめる作品をどう選ぶかというと、
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この二点に注意することをお勧めします。
アクションやホラー、アドベンチャー映画は、映像だけでも内容がある程度わかる作品が多くあります。セリフが聴き取れなくても、ゾンビ来たぞ!と映像でわかるわけです。
また映画にのめり込むためには、内容を知らなかったり覚えていない作品であることが重要です。何度も見た映画だと、次の展開が読めちゃうでしょ?
その条件に当てはまるモモスケのオススメは
です。覚えてますか?グーニーズ。スピルバーグ監督の名作中の名作アドベンチャーで1985年の作品ですから、なんと今から37年も前の映画です。37年前って…つくづく年を取ったな~と感じます。
落ちこぼれの少年たちが結成した『グーニーズ』が、ある日屋根裏から17世紀の古地図を発見!ナントそれは海賊ウィリーが隠した宝の地図で、少年たちが宝探しの大冒険を始めるという物語です。子供版のインディー・ジョーンズのような作品で、確かファミコンのゲームにもなり、シンディ・ローパーが主題歌を歌い大ヒットしました。
さっきお話した2つの注意点の一つ目のように『グーニーズ』は、仮にほとんどの英語が聴き取れなかったとしても、映像だけで何となく概要は理解できるはずです。セリフがあまり理解できなくても、ストーリーも理解できて飽きずに最後まで観ることができます。
次から次へと大きな岩がドーン!ドーン!と転がり落ちてきて、ガイコツを見つけたりコウモリに襲われたりしながら、少年たちが『ワー!』とか『キャー!』と叫んでいるのを観ているだけでも内容は理解出来ますよね。
最初のうちは英語を聴き取るどころか、映像をただ観ているだけかもしれません。それでも構いません。そうしているうちにどんどん映像から映画に入り込み、画面に集中していきます。
そのうちに、ふと皆さんの耳が意図せずに確実にいくつかの英単語を聴き取っていることに気づくはずです。明確な文章としては聴き取れないにせよ、いくつかの単語、例えば Water とか help のような日本人なら誰でも知ってる英単語を、確実にキャッチできるはずです。ここが大切なところです。
もちろん2時間の映画を1回観ただけで、ストーリーの全てを把握できるものではありません。ですが少なくとも少しだけど英語が意味を伴って耳に入ってくる!という感覚を味わうことが出来るはずです。そして英語を英語のままで理解するってこういうことなんだ!という体験ができるはずです。
ここがポイントです。何とか聴き取ろうと身構え、肩に力が入っているうちは聴くことが苦痛に感じるかもしれません。それは英語を勉強と思っているからです。ところが勉強ではなく、純粋に映画そのものに集中できれば、自然と、しかも確実に英語が頭に入り込んできます。そして苦痛を感じることなく、楽しみながら2時間たっぷり英語ヒアリングに没頭できるはずです。
そのためにも、①アクション・ホラー・アドベンチャー・SFといった分野から選ぶこと。が大切です。
間違っても恋愛映画や社会問題をテーマとした作品、メンタル重視の作品は選ばないことです。これらは中上級者であっても難しい作品が多いです。
そして、②観たことが無い、もしくは過去に観たけど内容を覚えていない作品を選ぶ」こと。『次はどうなるのだろう?』『彼らの命運は如何に?』『殺人鬼は誰??』これこそが映画の世界に入り込む最大の条件です。
次の展開が分かっている映画ほど退屈なものはありません。「最初に日本語字幕で内容を理解し、それから英語で洋画を観ましょう。」と解説している方もいますが、これでは洋画を観ることが英語の【勉強】となってしまいます。次の展開が分かっている作品を、ハラハラ!ドキドキしながら観ることなんかできません。次はどうなるのか分からないからこそ、意図せずとも主人公の台詞に耳を傾けることができるのです。
モモスケのオススメは
『グーニーズ』1985年(アメリカ)
『スチュアート・リトル』1999年(アメリカ)
『インディペンデンスデイ』1996年 (アメリカ)。
古い映画ですが、アメリカ英語の作品が良いと思います。
では次回の動画で2つ目のヒントをお話しますね!
本日もご視聴いただきありがとうございました!チャンネル登録 高評価ボタンをどうぞよろしくお願いいたします。今日もお疲れさん!乾杯!