英会話の習得は話すよりも聞くことが先。聞いたことがない歌を歌えないのと同じで、英語も聴く前には話せない!聴きとれない音を話すことはできないのです。「大人の英語初心者が話せるようになる!モモスケ英会話」
こんばんは モモスケです。
この動画はCoolな英語表現や言い回しの説明は一切ありません!あくまで「英語がはなせるようになるための勉強法」だけをお伝えしています!
あなたが英語を話せないのは、あなたの問題ではなく、教材や勉強法の問題かもしれないと前回の動画でお話しさせて頂きました。ダメなのはあなたではなく勉強法かもしれません。あなたがいつまでたっても英語が話せないのは、あなたの努力が足りないんでしょうか?それとも生まれながらにして英語を話す能力が足りないのでしょうか?
いえ、そうではなく、もしかしたら原因はあなたじゃなく、英会話教材やスクールのほうかもしれません。
その答えをお話しする前に、少し考えてみてください。
アナタはカラオケが好きですか?実はモモスケはカラオケが大好きなんです。焼鳥&ウーロンハイからのカラオケボックスは、モモスケの黄金パターンです。まあ焼鳥の話はともかくとして『AKB48』が出した新曲があったとします。今度この新曲をカラオケで歌おうと思いますがアナタはまず何をしますか?
歌詞をじっくり読みますか?歌詞をノートに書き写して覚えますか?歌詞の英語の部分を辞書で調べますか?普通の人はそんなこと一切しないはずです。
普通は録画した動画を繰り返し見たり、ダウンロードした曲を何回も曲を聴いてリズムやメロディーを覚えます。歌詞はメロディーの一部イコール音として覚えます。『AKB48』の歌い方をマネしてみたりもするかもしれません。そうして耳から音をインプットしていきます。最後は曲を聴きながら一緒に歌ってみたりするかもしれません。普通はこんな感じで新しい曲を覚えていくのだと思います。きっとあなたも同じだと思います。
当たり前のことですが、歌う前にはまず聴くことから始まります。聴いたことの無いAKBの新曲を歌える人なんかいません!聴いて、音を知っているから歌えるんです。これって当たり前ですよね?
じゃあ英語は?英語と言ったとたんに、多くの方が練習法が分からなくなってしまうようです。メロディーのあるなしはあっても、AKBの新曲も英語も、「音声」。「音声」を身につけるという点では全く同じことなんです。
それなのに「英語」となると、まず「話そうと!」と話すことに意識が行ってしまうんです。多くの人は、カラオケは歌う前に聞くことから始めるのに、なぜか英語は聞く前に話そうとしてしまうんです。
よく聞くセリフですが、「英語話せるの?」と誰かに尋ねられることはよくありますが、誰かに「英語聴きとれるの?」と尋ねられたことってないですよね?つまり多くの人たちは、英語ができることは、英語が話せること!だと思い込んでいるんです。
英語ができる、ということは、英語が話せることとイコールだと認識してしまっているということなんです。でもカラオケと同様に、新しい曲や新しい言葉を身につけるには、話すよりも聞くことが先なんです。AKBの新曲を聞くことなく歌えないのと同じように、英語も聴く前から話せないのです。とても大事なことなのでもう一度言いますね!
「聴くことのできないない音を、人間は声に出すことができない」 |
のです。
たとえば友達が早口の日本語で話しかけてきたとしますよね。とっても早口で!『○…/-◇◇~&5*%¥◇』 と話しかけてきたとします。しかし友達が興奮しすぎて早口過ぎて何を言っているのか聴き取れなかったとします。早口過ぎて理解できませんでした。
その場合、あなたは聞き取れなかったその言葉と同じ言葉を、オウム返しに言い返すことはできますか?それがたとえあなたの得意なはずの日本語でも同じことを言い返すことはできません。当たり前ですよね。
でもあなたはそれを「英語」でやろうとしているんです。ネイティブが話す英語をあなたは聞き取れず理解できなかったとします。それに対してあなたは当然オウム返しに言い返すことなどできません。当たり前ですよね。
相手が何を言っているのか理解できないのですから、あなたはYesともNoとも答えることはできません。適当に答えるなんて怖いですから。
モモスケの友達が、昔飛行機の中で隣の席のアメリカ人に何か話しかけられたことがありました。何を聞かれたか理解できなかったその友達が、なんとなく適当に、エート…イエスと答えたら、Thanksと言われ、食後に食べようと大事に取ってあった機内食のデザートを持っていかれたことがありました。今でも思い出すと笑っちゃいます。このように意味も分からず安易にYes/Noを答えるのは、とても怖いことです。
話がそれましたが、このように、カラオケで歌うためには、その前に音を聴く=まずは音のインプットが絶対に必要なのと同じように、英語を話すには、その前に音を聴く=まずは音のインプットが絶対に必要ということなんです。英語を話すには、まずは音のインプットが必要なんです。
確かにそうだけれど、でも言いたいことが頭の中にあれば、会話なんてできるんじゃない?と反論される方もいるかもしれません。果たしてそうでしょうか?
もしあなたが英会話スクールに通ったことがあるならば目にしたことがあるはずです。自己紹介がとっても上手い生徒って時々いませんか?ネイティブの先生に順番に指名され、その人の番になると流暢に話す人っていますよね。私の名前は何とかで、趣味はお菓子作りで、週末は友達とショッピングに行くのが好きです!とか流れるように話す生徒です。
でもそれに対し先生が追加の質問で、例えば「お菓子作りって、どんなお菓子作るのですか?」などと聞くと、急に黙りこくってしまう光景って目にしたことありませんか?
この生徒に何が起こったのかというと、自分の自己紹介を覚えて練習してきたので、覚えたことは流暢に話せたけれど、想定外の質問をされそれが何と言ったのか聞き取れず、黙ってしまったということです。
英語を話すということは、相手とコミュニケーションをとるということです。なので自分の言いたいことだけを一方的に話すことはコミュニケーションとは言いません。コミュニケーションというのは意思の疎通ですから、自分と相手の双方向の情報発信が必要なんです。一方通行はインフォメーションといいますから。
ですから一方的じゃダメなんです。この英会話スクールの生徒は、コミュニケーションではなくインフォメーションをしただけだったということです。
コミュニケ―ションをとるということは、自分から情報を発信するだけではなく、相手からの情報も受信することです。 |
つまり受信と送信どちらが先かは別ですが、必ず相手からの情報を受信する必要があるということです。相手が何を言っているのかを理解することが絶対に必要ということです。コミュニケーションをとるには、話すことと同じくらいに、もしくは話すこと以上に、聴きとる力が重要だということです。
しかし多くの初心者は「話す」ことに意識がいってしまい、聴きとることを疎かにしていることは先にお話ししたとおりです。だから会話ができない、コミュニケーションが取れないというわけです。
なので大事なことは、相手が言っていることを聴きとれるようになることなんです。もう一度いいますね。大事なのは相手が言っていることを聴きとれるようになることです。
まずは聴きとれるようになればいいということがお分かり頂けたかと思います。でも何でもかんでも聴けば良いってワケではないんです。それじゃ上達しません。
実は聴くにあたって、とっても大事なポイントがあるんです。このポイントさえ忘れなければ、グングン英語が上達するはずです。そのポイントは…次回の動画でお話しします。
本日もご視聴いただきありがとうございました!チャンネル登録 高評価ボタンをどうぞよろしくお願いいたします。今日もお疲れさん!