ネイティブは「なぜ意見を求めてくるの?」「なぜ理解してくれないの?」。それはアメリカが発信型文化だから。英会話は発信しないと伝わらない文化なんです「大人の英語初心者が話せるようになる!モモスケ英会話」
こんばんは モモスケです。
この動画はCoolな英語表現や言い回しの説明は一切ありません!あくまで「英語がはなせるようになるための勉強法」だけをお伝えしています!
ずいぶん前のテレビ番組ですが、フジテレビ系で「NIPPON@WORLD」っていう番組がありました。
深夜放送でしたが、番組の中で帝塚山学院大学のジェフ・バーグランド教授(今は別の大学に移られたかもしれません)が、興味深い一言を言ってました。正確ではないかもしれませんが、このような発言だったと思います。
「発信型のアメリカ文化は戦争を作る。受信型の日本文化は平和を作る。」 「発信型のアメリカ文化は戦争を作る。受信型の日本文化は平和を作る。」 |
これ深くないですか?説明しますね!
アメリカ文化では言わないかぎり意志は伝わらない。だから意志を伝える努力が必要。その一方、日本文化では相手に全てを言わせず、意志をくみ取る努力が必要。ということです。
電車の中で濡れた傘を持っている人が、座っている自分の前に立った際、日本人は言葉に出さず「ううんっ!」と咳払いをする。咳払いをしただけなのに、ほとんどの日本人は「あっ!すいません!」といって濡れた傘をどかす。これが受信型の日本人文化。
もしここで「足が濡れるので傘どけて!」と意志を発信すれば、喧嘩に発展する可能性もありますよね。でも日本人はあえてそれを言わないことで相手に「気付いて」もらい、争いを避ける。とのこと。
なるほどですね。確かに言われてみると、それがよくある日本の当たり前の光景です。日本では「そこまで言わせないで!」「人の気持ちに立って物事を考えましょう」といったことが、正しい振る舞いとして評価され、自分から気付いて行動することが良い行いと教えられてきました。
そんなのあたり前と思いきや、改めて外国人の視点で、日本人はこういう民族だ!こういう文化なのだ!と分析されると、それが鏡となって「えっ!外国では違うの??」と気付かされます。まさに異文化コミュニケーションの第一歩です。なんだ!そうか!文化が違うんだ!アメリカ文化は発信型なんだ!
それがわかれば
・Yes/Noを明確に尋ねられる ・よく意見を求められる ・曖昧な返事だと、なかなかわかってもらえない |
といった初心者が悩む、こういった英語コミュニケーションでありがちなことが、文化が背景となっていることが明確になります。ならば解決は簡単。アメリカ人は発信しないと伝わらないと考え、行動に移せばOKです。
英語コミュニケーションの際は、伝えて伝えて伝えまくってください!
ところで本当に日本人は「受信型」なんでしょうか?モモスケ、その答えとなる数年前に流行った一つのキーワードを見つけました。それは「どんだけぇ~」…じゃなくて「KY」です。
女子高生言葉から生まれた「KY」= K(空気が)Y(読めない)これなんてまさに受信型日本文化の象徴でしょう!だって相手に「空気が読めない奴」と悪い意味で使う以上、空気が読める奴が優秀ってことで、空気を読めるっていうことは、言葉に出さなくてもその場の雰囲気で状況を察知できる受信感度が高い奴ってこと。
まさに受信型文化の象徴のような言葉です!
最近のお子ちゃまは咳払いだけで傘をどけるような気づかいは無くなったよ!とモモスケは勝手に思っていたのですが、女子高生達からこのような言葉が生まれたということは、まだまだ受信型日本文化は健在なんだと思います。
まあでも満員電車で携帯いじりながら足を投げ出してるお子ちゃまも多いからな~受信感度が下がっている日本人が増えたことだけは確かかもしれません。
本日もご視聴いただきありがとうございました!
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