「英語を話すには目標が必要!目標がなければモチベーションは維持できない」と言いますが、本当に目標は必要でしょうか?皆さんは英会話の目標をもっていますか?「オトナの英語初心者でも話せる!モモスケ英会話」
こんばんは モモスケ英会話のモモスケです。
今回の動画では、根本的な問題、「英語を学ぶ目標」についてお話したいと思います。
「英語を話すには目標が必要!目標がなければモチベーションは維持できない!」とか言いますが、本当に目標とか必要なんでしょうか?動画を観ている方は明確な「英語を話す目標」をもっているのでしょうか?
今回はやや雑談っぽくゆるい内容でお伝えしようと思います。ゆるい話なので、肩ひじ張らずにゆるくご覧いただければ幸いです。
いきなりですが、モモスケは書店の「英語関連」のコーナーにはあまり立ち寄りません。なぜかというとあまりに本が多すぎて迷ったり焦ったりしてしまうから…という単純な理由なんです。TOEIC、TOEFL、に英検、受験英語にビジネス英語、そして何百もの英会話書籍が断崖絶壁のように並んでいます。
もちろんこれは英語を学ぶ人のニーズ、例えばある人はTOEIC高得点だけが英語学習の目的、ある人は文献読むので単語力だけが勝負!のように、英語を学ぶ目的に応じて、本もそれに応えるように様々な種類があるということは当たり前の話です。

でもそれが「英語」という共通項だけで並んでいるのを見ると、あまりの多さに圧倒されてしまうんです。しかもあの本もこの本も魅力的なタイトルがついていて、あれも読みたいこれも読みたい!と思うのですが、結局買ったはいいけれど読まずに置いておくのがいつものパターンです。
また内容をパラパラ立ち読みすると、「あれ!この単語なんだっけ!」とか「この問題わからない…」と急に自分の英語力が不安になり焦っちゃいます。皆さんも、やるべき教材を決めたらコツコツやり通す!それまでは他の書籍に浮気しない!という進め方をオススメです。
さてよく聞かれる質問なのですが、「英語ってどうやって勉強すればいいの?」と相談すると、
「英語っていっても幅広いからね。ビジネスで英語を活かしたいなら現場での経験が欠かせないし、シェークスピアを原文で読みたいなら、中英語も学ばなきゃいけないし、要は英語であなたが何をしたいかだよね!」
のように答える人がいますよね。そりゃそうだと思うのですが、多くの英語初心者の方は、英語を学ぶ目的に明確な答えなど持っているのでしょうか?
もし明確な答えを持っている人なら、さっきの話でいう本屋さんの断崖絶壁に積まれた本を眺めても、自分にベストの書籍を選び出すことができるはずです。
実は明確な目標など持たず、漠然と「英語を話せるようになりたいな…」と思っている人がほとんどで、特に初心者の方は、外国人の友人と話ができて、海外旅行に行っても簡単な会話が出来て、レストランでも希望通りのオーダーが出来てというのが、英語を学ぶ目的なんだと思います。
皆さんは如何でしょうか?皆が皆、最初から具体的なゴールを見据えているわけではありませんし、専門的な英語を極めようと思っているわけでもないんだと思います。
・好きな映画を字幕なしで理解できるようになって、もっと感動したい!
・駅で外国の人に道を聞かれて、答えられなかったから勉強しようと思った! ・外国人の恋人が欲しい! |
こんなのが理由でもいいんじゃないかと思っています。明確な目標など持たず、漠然と「英語を話せるようになりたい!」と思う程度でも十分だと思います。
もっと言うとモモスケは「語学を学ぶ動機というのは、不純なら不純なほどいい」とすら思っています。なぜなら立派な大義名分というのは挫折しやすいもの。明確な目標を達成するためには、他を犠牲にしたり、苦痛を伴ってでもやり遂げなければならないと自分にムチをうったりして、結局苦しさから逃れるように英語をあきらめてしまう、三日坊主になってしまうパターンが多いからです。
新しい語学を身につけるというのは、新しいカラオケの十八番を一曲増やす、とか逆上がりをおぼえる、とかよりは大変ですし、時間もかかります。その時に問われるのは「本当に自分は英語が好きで、勉強していて楽しいか」ということに尽きると思います。もちろん努力は必要です。うたた寝していて英語が話せるようになるわけがありません。ただ努力にも苦痛の努力もあれば楽しい努力もありますよね。
長期留学をしていた友人から聞いたのですが、「ヒップホップが大好き」という理由で渡米してきた日本人がいたそうなんですが、彼は大学に通う目的=留学のために渡米してきた友人よりもはるかに英語上達が早かったそうです。ネイティブと勘違いするくらいの英語力だったと話してくれました。
なぜだかわかりますよね?彼はヒップホップ=英語で歌われる音楽が純粋に大好きなだけなのです。だから重箱の隅をつつくような文法なんか知ったこっちゃないし、大好きな音楽やミュージシャンの話題で、ネイティブと勝手に楽しく盛り上がり勝手にグングン上達していったのです。
日本の英語教育がダメだと言われる原因は、「外国の友達ともっとコミュニケーションできて、色々語り合いたい!」という純粋な喜びの気持ちから始まったはずの英語が、いつの間にか机にかじりついて、動詞の活用表と睨み合うという「お勉強」にすりかえられてしまうからです。
外国人と話してみたい!という純粋な気持ちだけあれば、新しい表現を身につける努力は楽しい努力であって、苦痛を伴う自分にムチ打つ努力ではないはずです。まずは「英語を楽しもう!」「英語学習を楽しもう!」そんな気持ちでゆるく長く英語に触れていくことをお勧めします。
今後も時にはくだらない内容で、時にはしょうもないオヤジネタで、このモモスケ英会話もゆったりまったり配信していきたいと思っています。引き続きのご試聴よろしくお願いいたします。
この動画が少しでもご参考になったようでしたら、ぜひ高評価ボタンとチャンネル登録をよろしくお願いいたします。本日もご視聴いただきありがとうございました!今日もお疲れさん!乾杯!