英会話の練習をしてこなかった人は英会話ができなくて当たり前。いくら本を読んでも当然英語は話せません。英語を話すためには「聴く」ことから始めよう!「大人の英語初心者が話せるようになる!モモスケ英会話」
こんばんは モモスケです。
この動画はCoolな英語表現や言い回しの説明は一切ありません!あくまで「英語がはなせるようになるための勉強法」だけをお伝えしています!
前回の動画で、英語と言う音声を身につけたいのであれば、文字ではなく音声で学ぶ、というお話をしました。英語は言葉、言葉とは音声、なので英語を身につけるには【音声】を使って英語をマスターしよう!とお話ししました。
言葉には話し言葉と書き言葉という2つの単語がありますが、辞書の上での言葉とは、話し言葉を指します。広い意味では書き言葉も含まれるけれど、狭い意味では話し言葉のみです。音声でやり取りをすることが言葉の基本です。
文章は音声を保管するためのツールです。音声は話された瞬間に消えてしまいますから、音声を残すために作られた記号が文字ということなんです。
世界には文字を持たない民族が数多く存在します。有名なところだとアイヌとかオーストラリアのアボリジニなどがそうで、彼らには言葉(話し言葉)は当然ありますが、文字はもっていません。
その逆に文字のみをもっていて言葉(話ことば)を持たない民族は存在しません。人間にとって、話し言葉というのはそれほど重要だというわけです。
前の動画でも話しましたが、もしサッカーという【スポーツ】の上達のために、なぜか【ルールブック】を熱心に勉強する運動オンチがいたら、本なんて読まなくていいから、早くボールを蹴って練習したほうがいいよ!というはずです。
同様に、英語という【音声】の上達のために、なぜか【文字】で勉強する英語オンチがいたら、文字なんて読まなくていいから、早く会話の練習をしたほうがいいよ!とアドバイスするはず、というお話を昨日の動画でもお話ししました。
またさらに前の動画では、カラオケで歌うには、まずは曲を聞いて歌をマスターしないと歌えないという話もしたと思います。知らない歌は絶対に歌うことができません。歌うためにはその前に音を聴く=まずは音のインプット、が絶対に必要なんです。インプットしないと知らない歌を突然歌うことなどできないのです。
同様に英語も、知らない言葉は絶対に話すことができません。話すためにはその前に音を聞く=インプットが絶対に必要なんです。インプットしないと、知らない言葉を突然話すことなどできないのです。話すためには、その前に音を聴く=まずは音のインプットが絶対に必要なんです。それをわかりやすく図にするとこのようになります。
この図では「聴く」「話す」「読む」「書く」と4つのブロックに分かれています。「聴く」「話す」「読む」「書く」は書き言葉を含めた言葉の4技能と言われています。縦軸を見ると「音」と「文字」に分かれています。横軸は「入力=インプット」と「出力=アウトプット」です。
縦軸と横軸を交差させると、「音」を「入力」する技能が「聴く」になり、「音」を「出力」する能力が「話す」になります。同様に「文字」を「入力」する能力が「読む」になり、「文字」を「出力」する能力が「書く」になります。
ここで前回お話ししたように、英語とは言葉、言葉とは音声なので、音声を使って学ぶことが大事です。またカラオケと同様、出力する前には入力が必要ともお話ししました。なので大事なのは「音」を使って「入力」すること、つまりこの図で音と入力が交差する「聴く」がとても大事ということなんです。
前回までの動画はずっとお話しだけだったので少しわかりにくかったと思い、こんな図を作ってみました。
こうして見てみると、英語が話せなかったワケが改めてよくわかります。モモスケの世代の英語の授業は、英文を読んできれいな日本語に訳す=訳読が主な英語の勉強でした。訳読こそが英語の勉強法そのものだったと言えると思います。単語力や文法知識も正しい日本語に翻訳するためには必要な知識でした。訳読ができて、単語と文法さえ覚えれば、高校受験にも大学受験にも役立ちました。というより受験にはそれだけあれば十分でした。
ルールブックばかり読んでる人がサッカーが下手くそなのと同じように、受験のためにルールブックしか読んでこなかったモモスケ世代の人たちは、英会話が下手くそなのは当然の結果なんです。
授業中も先生に指されて、クラスの中で声に出して英語を読むことが何だか照れくさくって殆どがカタカナ発音、予習復習で自宅で教科書を読むと言っても声に出さず黙読ばかりでしたよね?黙読は音を使っていない文字の勉強方法です。
社会に出てから『英語を話したい一心』で高いお金を払って英会話スクールに通っても、それは右上のボックス(=アウトプット)がメインです。一番肝心な左上のインプットをちっともしてこなかったはずです。だから未だに話せないのです。これが原因です。
ならば音をインプットする=聴くことに集中すればいい!その通りなんです。聴くに集中すれば、かならず英語力はアップします。それも加速度的にどんどんアップするはずです。もちろん魔法がかかったようにある日突然ネイティブみたいに人間が生まれ変わるなんて夢のようなことはありません。
でも気づかないうちに、相手が何をいっているのかわかる日が遠くない将来に来るはずです。
次回の動画では、必ず知っておく必要がある聴き取りのコツをお伝えします。このコツこそが聴き取にとって一番重要なことと言えます。聞き逃さないためにも、ぜひチャンネル登録 高評価ボタンをどうぞよろしくお願いいたします。今日もお疲れさん!乾杯!