英語を話す基本②

英語初心者にとって話せるようになる最短コースは、英語を話す前に聞き取れるようになること。英語を聴き取る耳を作る!英会話練習よりも聴きとる練習が先。「大人の英語初心者が話せるようになる!モモスケ英会話」」

英語を話す基本②

こんばんは モモスケです。

この動画はCoolな英語表現や言い回しの説明はありません!あくまで「英語をはなせるようになるための勉強法」だけをお伝えしています!

さて英会話スクールで、用意してきた自己紹介は上手でも質問には答えられない生徒!一方的に自分から発信はできるけど、それに対するネイティヴ講師の質問が聴き取れないから、その後は急に黙っちゃう…この光景良く見かけます。

と前の動画でお話ししました。そういう方って大勢いるでしょうね…きっと。でもそれって生徒側ではなくスクール側に問題もあるんです。

かなり前の話ですが、とある居酒屋でたまたま隣合わせて仲良くなったオジサンがいるんです。そのおじさん、よくよく聞いてみると、ある有名な英会話スクールのマネージャーだったんです。皆さんも絶対に知っているあのスクールです。

 

 

モモスケも英語の仕事をしていたので、すっかり居酒屋で意気投合したんですが、その彼がこんな話をしてくれたことがあります。

『英会話スクールの初級クラスになればなるほど、「話す」時間より「聴く」時間のウェイトを増やすことが大切。しかし英「会話」スクールである以上、お客様は聴くよりも話したがるものです。

上達という視点からすれば、まずは徹底的に聴くことに重点を置くべきです。本当の上達の近道は、2人の講師が延々と会話しているのを、生徒をそこに座わらせ黙って聞かせることだけど、英会話スクールというビジネスを考えると、お客さんの上達が遅くなっても先に話させて、満足してもらうしかない。』

と言ってました!驚きですね…これって本音の意見だと思います。

一方的に講師の英語を聴かされる英会話スクールなんて生徒は集まらないでしょう。ネイティヴと話すことって最初はワクワク・ドキドキするものですから、それを一方的に座って聞いてなさいって言われても、生徒は嫌になっちゃいますよね?

この言葉が物語っている様に、英語初心者にとっての上達の本当の近道は、聞き取れるようになること、英語を聴き取る耳を作ることなんです。話す(つまりアウトプット)よりも聴きとること(インプット)が先なんです。話すことに意識を持っていかれてはいつまでたっても会話はできないと、前回の動画でお話しした通りです。

余談ですが皆さん気づきましたか?このマネージャーはモモスケに、生徒と言わずにお客様と言っていたんです。教育と言わずにビジネスと言っていたところがモモスケにはとても印象的でした。

当たり前ですが、英会話スクールにとって生徒は【お客様】なんです。英語を教えることは【商売】なんです。上達の早さよりも楽しい授業(という名の商品)を提供し、長く通ってもらうことが重要なんです。

上達の早い遅いはもちろん重要ですが、それ以上にたくさんのお金を落としてくれる仕組みが必要なんです。ともすれば忘れがちなスクール側のスタンスを、私たちはしっかり理解しておく必要があると思います。

さて今日の本題です。

● 聴くことのできないない音を、人は声に出すことができない
●   初心者が英会話を上達させるには、英語を聴くことが近道

ということを前の動画でお伝えしました。ココをもう少し詳しくお話ししたいと思います。英語は(当たり前ですが)言葉なんです。その言葉を定義すると…新明解の国語辞書にはこう書いてあります。

その社会を構成する人びとが思想・意志・感情などを伝え合うための記号として伝統的な慣習に従って用いる【音声】。また、その【音声】による表現行為。〔広義では、それを表わす文字や文字による表現及び人工語・手話語をも含む〕 (新明解国語辞書から引用しています)

つまり、言葉とは意思の疎通を図るための【音声】です。だから英語とは、意思の疎通を図るための英国式もしくはアメリカ式の音声です。文字は広義で、つまり広い意味でないと言葉に含まれないということです。言葉とは文字ではなく音声なんです。まず音声ありきだということを忘れないでください。

もしサッカーという【スポーツ】の上達のために、なぜか【ルールブック】を熱心に勉強する運動オンチがいたらどうしますか?ルールブックなんて読まなくていいから、早くボールを蹴って練習したほうがいいよ!というアドバイスが適切だと思います。

元なでしこの丸山桂里奈さんは、嘘か本当かわかりませんがオフサイドというルールを知らなかったとテレビで言っていました。さすがにそれはまずいだろうと思いますが、オフサイドの知識とサッカーの技量は全く別物です。オフサイドを知らなくっても、ワールドカップに出場できるということです。

同様に、英語という【音声】の上達のために、なぜか【文字】で勉強する英語オンチがいたらどうしますか?文字なんて読まなくていいから、早く会話の練習をしたほうがいいよ!というアドバイスが適切だと思います。

3単現のSなんて知らなくっても、コミュニケーションはとれるはずです。もちろん知っているに越したことはありませんが大したことありません。知らなくって、会話に参加できるということです。テレビでも多くの人が「食べれる」と堂々と「ら」抜き言葉で話していますよね?

言葉とは【音声】のこと。英語と言う音声を身につけたいのであれば、文字ではなく音声で学ぶ、ということを忘れないでください。【音声】を使って英語をマスターしよう!です。

本日もご視聴いただきありがとうございました!チャンネル登録 高評価ボタンをどうぞよろしくお願いいたします。今日もお疲れさん!

次は「英語を話す基本③」

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ABOUTこの記事をかいた人

ピンクのトイプードル。女の子みたいだけど ♂
大人の英会話初心者の皆さんが、独学で英語が上達するようお手伝いしています。近道の英会話学習法をバッチリご紹介します。
好きなものは、焼酎と焼鳥。焼酎は芋か黒糖、焼鳥はハツとぼんじり。かわいい顔して時々毒を吐きます。

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