英会話上達のコツ

2009/07/29
英語上達の基本-2

前号で、金森強先生の「英語上達の7箇条」を紹介しました。前回は7つのうち2つ紹介しましたが、今日は続きの2つをご紹介しますね.

 

金森先生の英語上達の7箇条

 

(英語面白楽会WEBに/英会話上達研究会より抜粋)

3つめは、

 

【3】一回の学習時間を増やすより、何度も触れる機会を増やす

 

週に一回3時間違う内容の勉強をするよりも、毎日20分同じ内容で6日間やるほうが効果はあるようです。上手に英語学習時間を作り出す習慣をつけましょう。 

 

というものです。英語をやり直そう!と思い立ってからしばらくは、がんばって勉強を続けるのですが、数週間もすると息切れし徐々に学習時間も短くなってしまいます。短くなるだけなら良いのですが、そのうち忙しさを理由に辞めてしまうというパターンが多いようです。

 

英語学習は継続がすべて!少しの時間でも構わないので、長く続けることが大切ですね。

 

どうしても長続きしないという方は、例えば海外ドラマの30分~60分番組を1話だけ楽しむこともOKです。

 

 

娯楽ですが、英語音声を聴くことを条件に、これも勉強にカウントすることで、チョットした息抜きにもなります。

 

また(次の4条で詳しく書きますが)、一人スピーキングの練習も勉強にカウントするのもアリです。

 

週3日は教材で勉強、1日は海外ドラマ、1日はスピーキング、残り2日はのんびり休むのも良いと思います。ポイントは形はどうであれ、英語に触れる機会をコンスタントに持ち続けることですね。

 

英会話上達研究会の教材「30日間英語脳育成プログラム」も、「よーし!30日間でやり終えるぞ!」という取り組み方よりも、肩の力を抜いて1話を何日かに分けて取り組む方が、結果的に最後まで続くという受講者も多いようです。

 

 

 

 

【4】自分の考え・気持ちを表現する

 

日本語で聞いても分からないような内容が聞き取れるはずはありません。辞書に書いてある例文などあまり面白くないですし、使えそうもありません。一部をかえて身近な人やできごとについての英語にする癖をつけましょう。記憶しやすくなるはずです。 

 

テキストの例文を暗記するのも手ですが、自分の言葉でない文章を暗記するのは、なかなか難しいものです。また普段使わない単語を丸暗記してもすぐに忘れてしまうのがオチです。

 

そんなときは、一人スピーキングがお勧めです。これは目に見えた光景や、自分の言いたい気持ちを、間違っていても構わないので、英語で言ってみる練習です。声に出すほうが尚よいのですが、周りに人がいたり恥ずかしい場合は、頭の中で言ってみるだけでもOKです。

 

例えば電車の乗っていたら、仕事の出来そうなビジネスマンが、手帳を片手に何やら仕事の段取り中…と思いきやケータイを取り出しお客さんと日程調整なんて光景をみたら、

 

Wow!He looks very busy!

But using a mobile phone on a train is not good manners.

 

なんて頭の中で言ってみる練習法です。テレビのお笑い番組を見ていたり、昼休みの一時に、ふっと心に浮かんだ考えを英語にしてみる。これを5分でも良いので続けるのも、英語力アップには、とても効果的です。

 

言いたいことを表す単語がわからない場合は、早速辞書で調べ、次に同じような状況に遭遇した際は、キチンと使えるようにしましょうね。

 

今回は金森先生の7箇条のうち、さらに2つをご紹介しました。

続きは次の機会にご紹介させて頂きます。

次は「ビジネス英語の習得法」

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