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- 英語の同音異義語
モモスケのお気に入り番組、『タモリのジャポニカロゴス』。この前番組の中で、名古屋大学教授の町田健先生が
●飲みに行かない? と誘われた際の返答として
○いいですね と応えると「Yes」を意味し
○いいですよ と応えると「No」を意味する。 しかし
○いいですよ(↑) と語尾を上げて応えると、同じ「よ」でも「yes」にもなる。
かくして日本語は難しい…と解説していました。なるほどですね!!それにくらべ英語の返答は、「Yes」「No」なので間違えようがない!とご説明されていました。たしかに日本語は難しい言語、英語は簡単な言語とも言われています。
でも…。でも本当に英語は簡単で、日本語は難しいのでしょうか?確かに語尾のイントネーションで「Yes」「No」が変る日本語は、やっかいかもしれませんが、英語だって同じような例がありますよね。
● I beg your pardon. ↓ ごめんなさい。
○ I beg your pardon. ↑ もう一回言ってください。
Yes/Noの意味が逆転するほどの劇的な変化ではありませんが、英語にもイントネーションだけで意味が変る例もありますので、単純に日本語が難しく、英語は簡単とは言い切れないと思います。
さらに英語には、音が似たような単語がたくさん存在します。
● mop(モップ) と map(地図)
● pocket(ポケット)と packet(小包・パケット通信のパケット)
● lock(錠前)と luck(幸運)
● living(生きている) と leaving(出発する) などなど…
それだけではなく、LとRの違いによるよく似た単語もたくさんあり、いつも私たちを困らせます。
● right(正しい)と light(光)
● lamp(照明器具)と ramp(スロープ・「首都高箱崎ランプ」のランプ)
● grass(草) と glass(ガラス)
● cloud(雲) と crowd(群衆) などなど…
そしてナント!
● flower(花)と flour(小麦粉)
● meat(肉) と meet(会う)
● right(正しい)と write(書く)
● sweet(甘い)と suite(一続きの部屋)
などは、同音異義語の典型です。「スイートルーム」のスイートを、甘い(時を過ごす)部屋だと勘違いしている日本人てたくさんいるはずですし(えっ?あなたも?)、スーパーで売っている小麦粉の袋に書かれている「フラワー」を、花という商品名だと勘違いしている人もたくさんいるはずです。
http://www.nisshin.com/product/flour/index.html
紛らわしいったらありゃしない!「雨と飴」「橋と箸」なら、イントネーションが違うので何とか聞き分けられますが、同音異義語となると状況から判断するしかありません。
確かに日本語は難しいのかもしれませんが、負けず劣らず英語だって充分に難しいと思いますよ!そんな話題で、ミーガン先生と盛り上がっていたら、彼女曰く…
「モット難シイ日本語アリマス!」
とのこと。それは…
「病院」と「美容院」
何度も間違え続けているけど、未だに聞き分けられない音だそうです。まあ日本人だって、聞き分けが難しいですよね。この二つ。
やっぱ日本語も難しいや!